ちゃおチャオブログ

日々の連続

四国霊場最後の巡礼(73)四国霊場巡礼行の終了。

高松からの飛行時間は1時間強。どこか分からないが、紀伊半島の先端部辺りか・・

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伊豆半島上空だ。駿河湾と沼津の海岸線が見えている。

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三浦半島城ケ島か・・。長い海岸線は久里浜だろう。

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  • 長いナイフのような半島は富津岬だ。君津も良く見える。

    f:id:commodore:20210219232704j:plain新日鉄、君津工場だ。

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  • 高松空港から羽田までは僅かに1時間15分。飛行機が離陸後凡そ15分経つと安定飛行に移り、シートベルト着用のサインは消え、キャビンの移動は自由になる。座席を移動し、左右双方の窓から眼下の景色を眺めることもできる。眺めるだけでなく、写真を撮ることもできる。それから又着陸15分前にはシートベルト着用のサインが出て、後はスムーズな着陸を待つだけだ。羽田に到着し、今回の一連の四国霊場巡りの旅は終わりとなる。

1時間余りの飛行の中で、過去4回の巡礼行の様々が回想される。幾つかの特徴的なお寺、ツアーで知り合った人々、何人かの巡礼者。徳島鳴門の第一番霊山寺。ここで線香、蝋燭、納経帳を買い揃えた。同行の巡礼者も多くがここで買っていた。先達に引き連れられて、全員一緒に心経、真言を唱和するのは新鮮な刺激だった。最初は経本を手にして、一言一句間違えないように読経していたが、三回目、今年の愛媛辺りからは、もう経本も手にせず、真言すらも唱えられるようになった。しかも朗々と。尤も今年の愛媛、香川はコロナ禍で参詣者も少なく、周りに気兼ね、遠慮する必要もなかったのだが・・。

一期一会、ツアーで知り合って同行者も、ツアーが終われば、もう再会することも無いだろう。お互いの名前だけを知って、連絡先や電話番号等は交換していない。僅かに二泊三日の短い間だったが、心温まる人々だった。深く話し合った訳ではないが、皆それぞれ心に何かを秘めて参加しているのだろう。心に闇があってもその闇を表には出さない。明るい人々だ。酒飲みもいた。般若湯。好きで止められない。藤沢のユイさん、漢字表記は知らないが、毎年何回もツアー参加していて、もう既に何百万かも掛けているという。何が目的か分からないが、多分、自己精進の為だろう。寧波の港の典座のような人かも知れない。

霊場もどこも素晴らしかった。88ケ寺。1ケ寺1ケ寺を思い出していったら、とてもこの1時間では終わらない。全てが思いで深い。帰宅し、気持ち良い日曜日、仏壇の前で御朱印帳を開き、一つ一つ思い出すことにしよう。或いは又ユイさんと同じように、繰り返し、もう一度巡礼行に参加しようか・・。歩き遍路にも何人か遭遇した。この歳で歩くのは無理かも知れないが、道中野垂れ死にするのもそれが自分の宿命だったと思えば、無念でない。眼下に海ホタルが見えてきた。もう間もなく羽田だ。
                  完
 

  • 今この高炉はどこからも煙を吐き出していない・・。

    f:id:commodore:20210219233039j:plainああ、東京湾横断道が見えてきた。

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    • このコロナ禍で、サービスエリアも人影が見えない。

      f:id:commodore:20210219233226j:plainああ、海ホタル。もう間もなく着陸だ。

      f:id:commodore:20210219233311j:plain東京湾のシンボルマーク。

      f:id:commodore:20210219233358j:plain羽田着。スターフライヤーに迎えられて、四国巡礼の旅は終了した。

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2.19(金・晴れ)中能登町前副町長に何があったのか・・

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三日前、中能登町の前副町長宅で、本人、広瀬さん65歳と、90代の母親が自宅で死んでいるのが娘によって発見された。

前副町長は来月の町長選に出馬するため、先月副町長を辞職したばかりだ。当日は、自宅に近くに住む娘夫婦を呼んで、家族全員で夕食を取ったようだ。

その深夜、90過ぎの母親を刺殺し、自分も自決した。その後の報道がないので、どうしてこのような事件が起きたのか、動機は不明だが、自殺とみられている。自宅には妻もいたが異変には全く気が付かなかったという。

町長選に出るべく、直前まで支持者の町議等々と支援者宅を回っていたようだが、これ程、分別を弁えた公人が、何が理由で急変したのか・・。

続報を待ちたい処だが、地方の事件で、週刊誌も追いかけないか・・。何かの心の闇があったに違いが・・。

 

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四国霊場最後の巡礼(72)高松空港を離陸。

高松空港は市外の山に近い場所にある。

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小高い山並は讃岐山脈だ。この山中のどこかに88番霊場大窪寺がある。

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四国の山々、又来る日まで!

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  • 機は離陸待ちもせずに、直ぐに飛び立った。

    f:id:commodore:20210218182237j:plain右手方向にさぬき平野、八剣山が見えそうで見えない。

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  • JAL478便。ボーイング機の形式までは分からないが、国内線で多く使用されている機種だ。多分満席で180人は乗れるだろう。その半分にも満たない乗客を乗せ、定刻の11時50分、高松空港を離陸した。コロナ禍で無ければランプウエイに出てから離陸までの少しの間、管制塔とのやり取りで、他の航空機や着陸機の待機待ちで、暫く足止めされるのが常だが、今日はそのままターンして滑走路に進み、何らためらうこともなく、そのまま真っすぐ前方の空に向かって離陸した。

  • 窓の右手前方に小高い山が見える。徳島との県境をなす讃岐山脈だ。あの山中の中に四国霊場最後の札所大窪寺がある。一昨日5時の閉門ぎりぎりに滑り込みセーフで、見事八十八ケ寺目の御朱印を頂いた。あの時も少しばかりの満足感、達成感を思ったが、今改めて山並を眺め、一つの仕事が終わったことを感ずる。本当にもうやってくることはないかも知れない。これが四国の最後の光景になるかも知れない。だが、本当はもう一度でも何度でも、やってきたい。何度でも、祈り足りなかったお寺に参拝し、再度祈り、語らい、思い出に浸りたい。霊場は自分には分からない磁力、何かを引き付ける吸引力を持っているのかも知れない。それが1200年間人々を吸引してきた自力、魔力かも知れない。

  • 離陸した機は屋島の上空を飛翔し、真っすぐ瀬戸内に向かう。座席が右側だった為、高松市内は見えないが、代わりに右下にさぬき市、平賀源内の故郷、志度の海外線が見える。死出の旅、志度道場のある海岸線で、ここも又補陀落渡海の町だった。一旦は瀬戸内洋上に出て、眼下に関西方面の海外線も見えたが、直ぐに又機は右旋回し、紀伊半島上空を横断し、太平洋上に出て、一路北に向かった。

眼下は高松市街地なのか・・

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  • 瀬戸内上空。島が幾つか見える。

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    大阪湾か・・。とすると正面は神戸辺り?

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    紀伊半島の海岸線。和歌山辺りか・・

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    • ああ、最後に高野山上空を飛んでくれている!
      オンボウジシッタ ボダハダヤミ

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2.18(木・晴れ)懲りない面々、森に白須賀に後誰か?

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白須賀とかいう、珍奇な自民党代議士がいる。いや、即刻離党したから、いた、というべきだが。

テレビに写された顔を見て、この人、頭の中の脳が空っぽじゃないかと思えた。話している内容も小学生並み。千葉のどこの選挙区かしらないが、県民はよくぞこんな空っぽの人間に投票したか。広島の河井同様に金で票を集めたのか?

この男、どこかで聞いた名前と思ったら、中国系カジノマフィアから買収された秋元議員の下っ端で、その時に容疑者として名前の上がった男だ。とうに逮捕されていたかと思ったら、まだのうのうと世を渡っていた。恥も外聞も何もない男。千葉県民は少しくらいは恥を思ったがよい。

性懲りの無い男はまだいる。こちらの方が本命だ。アポな発言で総理の座を棒に振って、そのまま政界を引退したかと思ったら、いつの間にか五輪組織委員会会長に収まっていて、都知事よりも上座の権力を振るっている。サメ顔で、サメの頭の男と揶揄されている男だ。一国の総理がここまで卑下されて、まだのうのうとふんぞり返っている様は、誰が付けたあざなか知らないが、ぴったりの名前で、人間としての言動が出来ない、矢張りサメ脳の男に違いない。

国民の多くは歳は行ってはいるが、後任には川淵さんが適任と思っていただろうが、国民に謝罪した舌の根が乾かないうちに、したり顔で自分の後任は川淵さんに決めた、などと言ってはダメだ。折角の適任人事を自ら壊している。どこから見てもサメ脳だ。

二転三転、瓢箪から駒ではないが、先刻橋本聖子五輪相が新会長に選任された。彼女はやる気満々でしかも女性。願ったり叶ったりで、バッハ会長の眼鏡にも適うだろう。

兎も角、サメ男は公の場から放逐してくれ。80過ぎの爺さん、孫を相手に悠々自適のままごと遊びでもしていないさい!

 

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四国霊場最後の巡礼(71)帰京。

昨夜は高松駅構内の杵屋でうどんを食べて、ホテルに戻って、最後の金陵を飲む。

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今朝のホテルの朝食はパン食だ。

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  • 空港手前の平成レンタカーに車を返す。

    f:id:commodore:20210217214043j:plainコロナ禍で、車を借りる人も少ないのか、レンタカーが余っているようだ。

    f:id:commodore:20210217214138j:plain送迎車で高松空港へ送ってもらう。

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  • 昨夜は高松駅2階にあるうどん店杵屋からそのまま真っすぐホテルに戻り、駅の売店で買った香川の銘酒金陵を部屋で飲む。金陵は金比羅山のお神酒で、琴平に泊った夜も飲んだが、東京では余り飲む機会はない。事ほど美味しいという訳ではないが、金比羅山のお神酒と聞くだけで有難味が増す。伊勢神宮のお神酒が白鷹で、これ等のお神酒は江戸時代以来、伊勢講、金毘羅講の人々によって飲み継がれてきた。お神酒を飲んだからと言って、時代回帰できる訳ではないが、昔から飲み継がれてきた酒の有難味を感じることはできる。

  • さて、今朝はいよいよ四国高松を離れる日。僅かに5泊6日。4日間で讃岐一国、23ケ寺の霊場を巡礼し、一昨日は88ケ所結願まで果たした。昨日は1日観光に充て、丸亀城満濃池、瀬戸大橋、栗林公園、と余すところなく見て回った。我ながら、この高齢者に似合わない行動力には感心する。今日の東京行は昼近くの出発便で、ゆっくり起きて、朝食を取る。洋食と和食の選択があり、ホテルセンチュリーという洋風な名前に惹かれ洋食をお願いして置いたら、何のことは無い、パンと揚げ物、コンソメだ。まあ、朝食を付けてくれるだけでも有難い。

ホテルからは高松市内を通り抜け、郊外の田園地帯を走り、やや小高い丘陵地に向かって走り、空港手前のレンタ会社、平成レンタカーに車を戻す。前回愛媛に続き、事故もなく返却できてよかった。レンタカー代は随分安く済んだ。6日間借りて24,500円。保険料込みだ。保険の方がむしろ高く付いた感じ。ガソリンも今回は1回だけ。空港直前の出光で14.42L、1700円で済んだ。出発時に63,808マイレージが帰着時に64,307mで、僅かに499キロの走行。矢張り香川はコンパクトな県だった。前回の愛媛と比べ三分の一の走行だ。まあ、何はともあれ事故を起こさず運転できたのが、何よりも良かった。

時間はまだかなり早いが送迎車で空港まで送ってもらい、早々とチェックインする。コロナ禍の空港。来た時と同様に閑散としていて、土産店なども閉まったままのショップが多い。この空港には去年の7月巡礼ツアーで高知の霊場を巡拝後、何故か高知空港からではなく、ここまでやってきて、夜行便で帰京した。その時は空港もかなりの人出で、同行の4人と出発前の2階レストランで讃岐うどんを食べた。今日の空港は嘘のような静けさだ。早々とチェックインを済ませ、搭乗口に向かうことにした。

 

  • 地元の人は空港まで車でやってくるのか、沢山の車が駐車している。

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    電車もなく、コロナ禍で空港リムジーンも限られていて、車で来ざるを得ないのだろう。

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    空港内は、去年来た時の賑わいは全く感じられない。

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    • 去年のレストランはこの通路の先の右側だった・・。

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      早々とチェックインし、搭乗口で待つ。

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2.17(水・晴れ)コロナワクチン開始。国会予算委。

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いよいよ今日からコロナワクチンの接種が始まった。先ずは国立病院機構の医療関係者約4万人が対象。待ちに待った待望のワクチン。数が限られているので、取り敢えずは医療従事者350万人に接種し、高齢者約3600万人は4月以降になる見込み。

この先、ファイザー社から十分な量のワクチンが入荷できるかどうか不明だが、ほぼ間違いはないだろう。待ち遠しいが待つしかない。

 

国会予算委、終日。日本のネットシステムのお粗末さ。接触アプリ、ココアは使いもにならず、他の政府開発のアプリも予算だけかけて、全く無意味だと。日本は段々後進国へなっていく。

一昨日は野田元総理を見て、今日は前原さん質問に立つ。尖閣問題、中国海警法に対する日本の法整備。国が弱くなれば、領土まで侵される。北方4島は永遠に戻ってこない。日本の固有の島が、不法に占拠されて75年。もう逆立ちしても取り戻しようがない。

総理の息子と総務省幹部との癒着問題、第2のもりかけになるか・・。東北新社、電波業界で急速に伸びている。嘗ての電管局

問題を思い出す。認可行政には、常に癒着の誘惑が去来する。

 

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四国霊場最後の巡礼(70)高松駅構内杵屋にて最後のうどん。

夕食を食べに再び高松港へ向かう。

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高松貨物港。

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高松駅2階はレストラン街になっている。

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近郊線の電車はそれなりに多い。

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さて、今回巡礼の最後の夕食、どこで何を食べようか・・。市の中心部、アーケード街に出るのも良いが、このコロナ禍で、どの町の中心街も夜になると火の消えたように人気が途絶える。ホテルからはそれ程遠い場所ではないが、アーケード街まで出て、食べ物処を探すのも面倒だ。先刻行った高松駅は人の出入りも多く、駅ビル2階はレストラン街になっている。そうだ、駅まで行って、最後の夕食、讃岐うどんも悪くない。

 

先刻の裏道を通って高松駅へ。夕刻のそれなりのラッシュアワーで、改札は僅かに5つ6つしかないが、電車が着くと数十人の乗客がわっと改札口に集まってきて、吐き出されて行く。今はどこでも自動改札だから、駅員の姿は見えない。一団が過ぎ去っていくと又元の静けさが戻るが、時々、電車の出発に間に合うように、駆け足でやってくる乗客もいる。昨日泊った坂出とか琴平に帰るのだろう。皆近い場所にあり、電車に乗れば1時間もかからない。

 

駅ビルの規模は徳島の方が大きく、確か5階建て。地下には大きな土産コーナーがあり、更に駅ビルの横には高層のJRホテルクレメントが併設されていた。こちら高松は2階建ての駅ビルで、1階にはコンビニを兼ねたような土産コーナーもあるが、徳島とは比べる程の広さもない。2階がレストラン街になっていて、5-6店舗取り取りのレストランがあるが、エスカレーターを上った正面に杵屋があり、当然ながらここに決めた。

 

杵屋は大阪発祥のうどんチェーン店だが、その初代経営者が若い頃、大阪からこの高松に毎月のようにやってきて、うどんの製法を学び、それを活かして大阪でうどん店を起業したとか。であるから、高松の人々にとっては、杵屋の発祥の地はここ高松と自慢している。全国杵屋で提供するうどんは、讃岐のうどんだと。

 

四国巡礼最後の夜。最後の夕食を讃岐うどんで締めた。弘法大師は讃岐で生まれ、中国伝来のうどんは、大師が数々の仏像、経典、仏具、作法、等々を招来したが、自分は多分饂飩も大師が持ち来ったのではないかと。だからこそ讃岐にうどんが根付き、今やうどん王国となっている。最後の晩餐は多少気張って天ぷらうどん。美味しく頂けた。

 

駅改札は自動化されている。

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駅2階にはうどんの名店「杵屋」があった。

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最後の晩餐は定番の讃岐うどんにした。

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高松駅、夜のホームと高層ビル。

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