ちゃおチャオブログ

日々の連続

ルソン山紀行

ルソン山紀行(37)山岳州(Mountain Province)の走行。

ボントックで次のサガダ行ジプニーを待つ間、昼食を食べる。どこにでもあるようなフィリピン料理だ。 2時、マイクロは漸くサガダに向けて出発する。スピード感はある。 今度のサガダ行はジプニーではなく、トヨタの新しい改造車だ。 町を出ると直ぐにも山岳…

ルソン山紀行(36)ボントックの石組田んぼ。

走路際に最初の田んぼが見えたが、この辺はまだ山の中。人家などは見えない。 ジプニーは坂をどんどん下り降りて行く。 ボントックの町は、まだ大分下だ。 あ、石垣が見えて来た。珍しい! 人工構造物だ! いやー、沢山の石垣。どれも古そうだ。稲が青々と実…

ルソン山紀行(35)峠越え。

道路横には、採石した砂利などが山積みされている。 道路は山中を縫うようにして進む。 ドライバーはなれているのか、スピードも落とさず、器用に運転している。 森また森の深い山だ。 昨日読んだ「南方最前線・海軍陸戦隊一兵士の記録」の亀井實さんは、こ…

ルソン山紀行(34)サガダへ出発。山頂の採石場。

バナウエイの町の崖上にある観光案内センター。 この案内センターの近くには数社のバス運行会社がある。ここはバギオとマニラ行の夜行バスの会社だ。 バス会社の待合コーナーで出発を待つ乗客。手前の車はジプニーだ。 このジプニーで山を越える。 車の中で…

ルソン山紀行(33)バナウイ、崖上からの展望。

崖上に戻り、眼下のお祭り広場を眺める。 賑やかざわめき、マイクの音などが聞こえてくる。 人々は今日1日、こうしてお祭りを楽しむのだろう。 平和な集落だ。崖上から眺めると、この町もかなり大きな町だ。米作だけでこれだけの人口を養えるとは! 先刻の…

ルソン山紀行(32)バナウエイの祭、山車の行列。

ブラスバンドの生徒達は緊張の面持ちだ。 色々な団体が次から次にやって来る。 ああ、バナウエイの婦人会だ。 ああ、これは老人会。 ああ、パン屋の会社も来ているよ。 成る程、これから民族衣装のファッションショーが始まるのか・・。 これは又伝統的な衣…

ルソン山紀行(31)バナウエイ、住民の村祭り。

広場に戻ると、既にグループの行進が始まっていた。 この地方の民族衣装に身を包み、広場に向かって行進してくる。 ああ、イフガオの女性陣だ。 この赤のスカートと白のブラウスが伝統的な衣装なのか。 100人以上はいる多くの出演者が奥のステージに入っ…

ルソン山紀行(30)バナウエイ、街歩き。

この棚田の上からの景色に感動し、岡の上の展望台を下った。 展望台の所にある売店で、イフガオの民芸品をお土産に買う。 元の観光案内センターまで戻って、崖下のバナウエイの町を見る。 まだお祭りは始まってなく、町の広場も閑散としている。 広場に通じ…

ルソン山紀行(29)バナウェイの町を歩き、棚田へ。

バス停の下のバナウェイの町を歩いてみる。 余り人が歩いていない。 後で分かったことだが、今日はこの町のお祭りで、人々はその準備作業中だったのだろう・・ ああ、何の花か・・。日本でも見られるような花だが・・。 中々綺麗な花だ。 古いパソコンから新…

ルソン山紀行(28)バナウエイ到着。

5時15分、真っ暗な中をバスはバナウェイに向かって、ラガウェイの町を出る。 ラガウエイの町を出ると、バスは直ぐにも急坂を上り始める。外が漸く明るくなってきた。 凄い山岳地帯を抜けて行く。脱輪でもしたらいちころだ。 山の中の集落で、人を乗せたり…

ルソン山紀行(27)ラガウエイのホテル「MAO Lodge」。

キアンガンの山下軍団跡地をもう一度眺め、ラガウエイの町へ戻ることにした。 戦争を知らない子供達。平和な情景だ。 坂の途中から、ラガウエイの平野を見る。下にキアンガン川が流れている。 山村の集落。中々しっかりした建物、住宅棟も見える。 街中で行…

ルソン山紀行(26)キアンガン小中学校(Kiangan Central School)。

バギオのバス発着センターにはキアンガン行のバスもあるが、1日1本、夜行バスとなっている。 キアンガン村にある小中学校。 この学校も日本の援助により建てられたのかも知れない。 運動場。嘗て山下軍団はここに駐屯していたのか・・ 山下大将はこの小屋…

ルソン山紀行(25)キアンガンの戦争記念公園。

キアンガン村の平和公園は、台地の上に綺麗に整備されていた。 30ペソの入園料を取るが、園内には誰もいない。 公園内は広々と芝生が広がっている。 入って直ぐの場所に戦争記念館がある。 広場の一番奥、少し高くなった場所に平和記念碑が建っている。 そ…

ルソン山紀行(24)イフガオ州都のラガウエ着。ホテルへ。

イフガオの盆地の中には、ちょっとした町もある。Western Unionもある! 中々賑やかな街だ。 屋台食堂もある。 町を通り過ぎると又盆地の中の田園地帯を走る。 田圃に水を張って、これから稲作が始まるようだ。 バギオを朝出たマイクロは、大き…

ルソン山紀行(23)ラガウェイにUターン。

前回写真を載せたが、イフガオの女子大生、Florida産の場面から再開する。 バスはどんどん山奥に入って行く。 ルソンの山奥だ。 山下軍団は、こんな山奥まで銃器を運び上げたのか・・ 信じられない程の難行だっただろう・・。 山の途中のレストラン。…

ルソン山紀行(22)お祭りに急ぐバナウェイの村人。

バナウェイの棚田見晴らし台の入り口には、こんな像なども置かれている。 この国道は一体どこまで続いているのだろう・・。更にまだ先がある。 ああ、祭りに行く人か・・。 ああ、先刻のおばあさんだ。 男の人も着飾って..。 バイクタクシーには、こうした標…

ルソン山紀行(21)棚田を下る。

棚田をバックに1枚写真を撮り、町に戻る。 棚田はずっと先の方まで続いている。 高度差1000mの棚田、というのもあながち大袈裟ではない。 人間の営みは、原野を切り開き、芸術品にまで高めた。 谷の下の方のは人家も見える。 バナウエイ(Banaue…

ルソン山紀行(20)バナウェイの棚田風景。

6時半、世界遺産バナウェイに着き、先ず朝食を済ませてから、直ぐに棚田を見に行った。 棚田は深くずっと谷底まで続いている。 見事な自然遺産だ。 更に高みに登る。 棚田はどこまでも続いている。 地元のイフガオの娘さん。今日はこれからお祭りがあるよう…

ルソン山紀行(19)キアンガンの山下大将。

キアンガン村に入って直ぐの場所に小学校がある。山下敗走軍はここまで逃げ延びて来たのか・・ どこかの国の援助で建てられたに違いない、綺麗な校舎だ。子供達が遊んでいる。 子供達はどこの国でも素直で純真だ。・・子供達に山下将軍のことを聞いても無理…

ルソン山紀行(18)イフガオへ。

バギオを出たマイクロは、市を取り囲むような山筋に沿って走って行く。 これからバスはルソン島、東海岸に向かって山を越えて行くのだ。 山間の谷の底、山の上、等々、民家、集落は絶えない。皆山岳民族の集落だ。 深い山と谷が続く。この難所を山下軍団は重…

ルソン山紀行(17)バナウェイ行きバスセンターへ。

バギオ市内の朝の散歩からは7時前にホテルに戻って来る。ホテルのフロントだ。 食堂を見るともう既に食事をしている人もいる。 当方にも早速朝食をお願いする。 食事が終り、マレーシアからの旅行者と記念撮影。 ホテル前の景色。バギオともこれでお別れに…

ルソン山紀行(16)バギオ、朝の風景。

昨夜買っておいた果物を朝起きがけに食べる。 ホテルの向いは斜面になっていて、今丁度朝日が昇ってきた所だ。 今朝はマグサイサイ通りではなく、裏道を通って中央広場に向かう。 漢字で書かれたビルがある。中華系、華僑のビルか・・ マンションは朝早くか…

ルソン山紀行(15)バギオの夕暮れ時。

バーンハム公園の北側は小高い丘になっている。 丘の上には市役所が建っている。 その途中にはリサール像が建っている。フィリピン独立の獅子だ。 市役所の前の高台から町を見下ろすが、公園の木が邪魔をして良く見えない。 ああ、あんな場所にもマックがあ…

ルソン山紀行(14)バギオ中央公園(バーナム公園)。

これからバギオ市内の中央部にある大きな公園に向かう。 公園入口はジプニー乗り場にもなっていて、沢山の食堂や屋台が出ている。魚などもその場で塩焼きにしてくれる。 市の真ん中にあって、日比谷公園のように広々した公園だ。 この公園の名前は「バーンハ…

ルソン山紀行(13)バギオ中心部の賑わい。

マグサイサイ通りの起点から撮影。ホテルはこの通りの先の左側にある。左手手前はCityMarketの一部。歩道には凄い歩行者が溢れている。 この通りのスタート地点はジプニー乗り場になっている。数多くのジプニーが出入りしている。 更にその先には…

ルソン山紀行(12)バギオの街歩き。

ホテルからは坂を少し上って、街の中心部へ出る。 山間部の田舎の町かと思っていたが、案外垢抜けて大きな街だ。 周辺部の山岳の民が集まってきているのか、人出も多い。 再開発されている市のメインの通り。今でも進行中だ。 メインの通りには歩道橋が数か…

ルソン山紀行(11)アンヘルスを通り抜けバギオへ。

ホテル近くのビルの外壁に付けられた分電盤。マニラの電力事情はどうなっているのだろう・・ 朝早く、食堂はまだ開いてなく、ホテル近くの角の立ち食いパン屋で、済ます。タクシー運転手とか、近所の人が食べに来ていた。皆、パック入りの砂糖一杯のコーヒー…

ルソン山紀行(10)コレギドールからクバオへ。

再びオートタクシーで国道のバス停まで戻って来る。嘗てのバターン街道は、今はこんな立派な舗装道になっている。 ああ、先刻のコレギドール行き渡船(チャーターボート)の看板が出ていた。CORREGIDORE、が正しいスペルなのだ。とすると、発音は…

ルソン山紀行(9)コレギドール遠望。

ミニタクシー(ツクツク)で、海岸線までやってきた。ここは南シナ海だ。 ああ、あの奥の島がコレギドールか。ああ、泳いでいる人もいる。 扁平な島のように見えるが・・ ああ、こちらがメインの島だ。以前写真などで見た記憶がある。 この先の左側がマニラ…

ルソン山紀行(8)コレヒドール行き。

メドウーサ駅に着いたものの、コレヒドール行のバスがどこから出るのか分からない。 通行人に聞いても余り知らないようだ。有名な観光地ではないのかも知れない。 漸く探し当てたバス会社。さて、次はどのバスに乗るかだ。 このバスだ、やれやれほっとした。…