ちゃおチャオブログ

日々の連続

紀の国訪問記

紀の国訪問記(60)新宮駅前風景。

新宮駅前にある案内センターとその向かいにある徐福公園。ここで絵葉書を書いて、孫に送る。 市の案内図。市域は熊野川に沿って、ずっと奥深くの熊野山中にまで伸びている。 速玉大社、熊野本宮の世界遺産を始めとして、幾つも名所旧跡がある。 熊野本宮行の…

紀の国訪問記(59)新宮駅前の徐福公園。

新宮は隣を流れる熊野川の舟運によって発展した。熊野の木材の集積地でもあった。 新宮駅前は、殆ど何もない。 駅前に何かの記念碑が建っている。 これは昭和30年代に漸く勝浦―新宮の最後の区間が開通し、紀勢本線の全面開通を記念する碑だ。広場の向こう…

紀の国訪問記(58)新宮駅へ。

速玉大社に真っすぐ伸びる道は、昔の参詣道のようだ。この道路の奥に大社が鎮座している。 周辺は住宅地で、落ち着いた雰囲気だが、こんな昔風の漢方薬店もある。 市内バスの路線図。昼の時間、バスは疎らだ。 バスに乗って5分程、新宮駅にやってきた。昔風…

紀の国訪問記(57)熊野三山速玉大社。

速玉大社の中門を出る。 中門の前には天然記念物のナギの木が巨体を見せている。平重盛お手植えの木だ。 境内は樹木が生い茂り、緑も深い。摂社も多い。 宝物館、熊野神宝館には1000点を越える国宝、重文が収納されている。 右手が宝物館、左手がナギの…

紀の国訪問記(56)熊野速玉大社へ参拝。

那智勝浦駅。2階に改札口がある。この駅の直ぐ横に南海バスの営業所があり、7時半のバスで新宮へ向かう。 新宮駅の手前に熊野速玉大社がある。 深い森に守られ、森厳だ。 ここのお神酒は太平洋。飲んだことはないが・・。 紀伊半島には火山の山は無いが、…

紀の国訪問記(54)勝浦港散策。

勝浦湾は入り口を半島で塞がれ、天然の良港になっている。この半島には浦島ホテルという3星ホテルがある。 波止場には観光客向けのショッピングモールも出来ている。 マグロはえ縄漁船が波止場に着岸している。 大きなマグロのダミーがぶら下がっている。コ…

紀の国訪問記(53)熊野古道を歩き、那智勝浦港へ。

補陀洛山寺の隣には古びた神社がある。ここが熊野詣で九九社の一つ、浜の宮だ。大楠が歴史を物語る。 お寺に並んで神社もあるが、歩き詣でが廃れた今は、神社も今にも朽ちそうだ。渚の森も、神社の裏に僅かにその形骸を残して程度だ。 熊野古道の標識。この…

紀の国訪問記(52)那智、補陀洛山寺に参拝。

那智駅からは県道を渡った先に補陀洛山寺がある。 境内には庫裏も無く、無住寺のような感じだ。 補陀落山、インドのポータラカ、中国浙江の補陀山は一大観音霊場だ。 境内には渡海に使用されたと同型の伝馬船が奉納されていた。 結局、降ったり止んだりの雨…

紀の国訪問記(51)那智飛龍神社には下らず、そのまま那智駅へ。

久し振りに食べたアユの塩焼きは、白身の淡白で癖のない味だった。 雨が少し小ぶりになったので、大滝の滝壺まで降りることにした。 那智大瀧への入り口の石碑。 参道入り口には雨の中に鳥居が煙っている。 今回の旅行では概ね好天に恵まれたが、今日のここ…

紀の国訪問記(50)青岸渡寺三重塔の前を下り、大滝前の食堂へ。

青岸渡寺からは三重塔の前の車道を歩いて下ることにした。 朱色の綺麗な三重塔だ。500年程前に建造された最初の塔は信長の焼き討ちに遭い、この塔は昭和48年鉄筋コンクリートで再築されたものである。 ここからは那智の大瀧も正面に見える。 車道を交差…

紀の国訪問記(49)青岸渡寺から眺める那智の大滝。

青岸渡寺の境内からは、向かいの山に落ちる大滝が見える。 ああ、那智の大瀧だ。 三重塔と大滝。実に絵になる。 皆がやっていたように、自分も滝をバックに写真を撮ってもらう。 落差133mの日本一長い名瀑那智の滝。ここ那智山青岸渡寺から正面の山、大…

紀の国訪問記(48)青岸渡寺に参拝。

熊野那智大社の本殿前で記念の写真を撮ってもらった後、大社を後にする。 那智大社の由来書き。神武東征の故事などが説明されている。 青岸渡寺が那智大社の直ぐ横にあるとは、ここへ来るまで知らなかった。 秀吉により再建された重文の本堂。 夏休みの今頃…

紀の国訪問記(46)熊野那智大社へ。

太地駅からは10分程で那智勝浦駅に着いた。 ちょっと寂れた感じの駅前商店街。 駅前からバスに乗って30分、那智大社前の終点から、大社に向かう石段を登る。 参道の両側は殆どの店がシャッターを下ろしていた。合計467段はきつい登りだった。 今日の…

紀の国訪問記(45)太地町のヒーロー落合博満と映画「The Cove」。

町内循環バスは再び先刻のバス停に戻って来た。 沢山の漁船が係留されている。今は禁漁中なのか・・ そのままバスに乗って駅に向かうと、港の端のほうに中規模の民間病院があった。外科、内科、小児科等々、この町の命の拠り所だ。 道の駅の前の南紀の海。前…

紀の国訪問記(44)太地周遊。町内巡回バスの運転手と。

町内巡回バスは1回の乗車に付き100円。小金井のミニバスと同じだ。 湾の中に小島があり、天然の防波堤になっている。 巡回バスは丘の上の住宅地に向かって上って行く。 丘の上には「灯明崎」という見晴らし公園もある。 太地町内の循環バスは30分~1…

紀の国訪問記(43)太地町の小さな宿「Nieche」のご主人と。

JR太地駅から4-5分の場所にある小さな宿「ニーチェ」。 宿の名前はドイツの哲学者「Nietzsche」から取ったようだが、ドイツ語のスペルが難しく、英語流の「Nieche」にしているという。宿はペンションではなく、ドイツ流のアルベルゴ、日本語言うと、民…

紀の国訪問記(42)太地のペンション「ニーチェ」にチェックイン。

予定よりはかなり遅くなってペンション「ニーチェ」に到着した。 2階の部屋には行かないで、早速食事にしてもらう。 食べている途中で、イタリア人家族がやってきた。今晩はこの家族と自分だけのようだ。 かなり飲んで部屋に案内されたが、随分と簡素な部屋…

紀の国訪問記(41)南紀太地の海。

海岸線には所々、小さな集落も見える。海の向こうは太地かどうかは分からないが・・。 この辺りの人々、古くから半農半漁、すなどりで生計を立てていたのか・・ 全く静かな無人の海が続く。 漸く西日が沈んで行く。 太地と聞いて、どれ位の日本人がその地名…

紀の国訪問記(40)古座・田原の海岸線。

座川も僅か数分で通過する。 古座川を過ぎると再び海辺に出る。後方の岬が潮岬方向だ。 先端部は大島で、その先端辺りにトルコ記念館がある筈だ。 田原の海辺に出る。ここは又串本町になる。 紀伊半島最南端部のこの辺りの海岸線は起伏に富んでいる。吉野熊…

紀の国訪問記(39)古座川を渡る。

もう次の電車までには30分ほどで、駅を離れて駅前を歩く時間はない。 串本は市ではなく町で、駅前もそれらしい簡素さだ。 暖かい土地で、ハイビスカスも綺麗に咲いている。 漸く電車がやって来た。太地までの約30分の乗車だ。 電車とバスの旅だから、不…

紀の国訪問記(38)串本漁港を眺め、自転車返却。

潮岬から戻って来て、自転車返却までには少し時間があったので、串本港を眺める。 向かいの大島に守られ、天然の良港だ。 漁船が案外少ないが、今出払っているのか・・。 駅併設の案内センターには5時5分前に到着した。 潮岬からの帰り道は殆どが下り坂で…

紀の国訪問記(37)潮岬を下り降りる。

潮岬最先端の展望テラスからは、目の前に雄大な太平洋が開けている。 沖合を貨物船が音も無く動いている。遥か先の水平線は霞んで見える。 展望テラスの前の小さな資料館は、コロナ禍で休館中だ。 資料館の横に立つ吉野熊野国立公園の案内板。 潮岬は串本の…

紀の国訪問記(36)本州最南端潮岬。

串本漁港。向かいの大島に港は守られている。 そうそう、以前はこんな感じの岩礁で、大島は陸地から隔たれていた。 今は随分立派な橋が出来ていて、車で簡単に行き来できる。 橋杭岩の辺りには大きなリゾートホテルもあるようだ。後ろは熊野の峰々だ。 不確…

紀の国訪問記(35)本州最南端、串本駅到着。

ここは周参見(すさみ)港か? 鄙びた良港だ。 ホームには魚のような石碑が立っている。瞬間通り過ぎて、何の像か確認できなかった。 漸く、串本駅に到着した。ホームの向かいには「本州最南端の駅」の看板が立っていた。 串本駅前広場。田舎の駅だが、すっ…

9.16(木・晴れ)蔵前の貴婦人Come Back! 野田聖子のかく乱。

今日までの4日間、どこで何をしていたのだろう。5日目の今日、貴婦人が初見。いつもの定位置、向こう正面の最前列に端正に座っている。これで又、大相撲観戦の楽しみが増えた。相撲半分と貴婦人半分。どうでも良い取り組みは、相撲よりも貴婦人に注目。こ…

紀の国訪問記(34)南紀串本へ。

田辺でランチを食べ終え、駅に向かう。駅前には紀伊半島の地図が出ている。中央部が奈良県の大台ケ原、その直ぐ下が熊野地方になる。左側の山脈と山脈の間が紀ノ川、左手の出っ張りが白浜、田辺、一番下が潮岬になる。 早々とホームに降りて、電車を待ってい…

紀の国訪問記(33)田辺で昼食。

紀伊田辺駅前はロータリーになっていて、綺麗に整備されている。 ここの駅前バス停から熊野本宮行のバスも出ている。東京行の長距離バスも出ている。 駅前正面の商店街。人通りも少なく、レストランの看板も見えない。 右横の通りは、飲み屋街のような感じだ…

紀の国訪問記(32)紀伊の海。

海南市を過ぎ暫くすると右手に紀州の綺麗な海岸線が見えて来る。 波静かな綺麗な海だ。 紀伊水道、大太平洋の大きな海原。 綺麗な海岸線にはコロナ禍なんか、遊泳客の姿は見えない。 先刻通過した大きな川は有田川かも知れない。この川は高野山の南隣、護摩…

紀の国訪問記(31)紀勢本線に乗る。

和歌山駅反対側ホーム。電車が出た直後か、客の姿が見えない。 和歌山駅、裏側から見える顔。駅前の正面とは違った顔の形。ここにも進学塾の看板が出ていた。 特急くろしおが入って来た。モダンな特急だ。 車内もモダンだが、乗客は少ない。 紀勢本線は紀伊…

紀の国訪問記(30)JR和歌山線で橋本から和歌山へ。

JR和歌山線、和歌山行のモダンな電車がやってきた。 運転手一人のワンマンカーであるが、ドアの横にはスイカのカードリーダーが置いてある。 田園の向こうに高野山の山並みが見える。 橋本を出て二つ目に高野山口の無人駅があった。 橋本から和歌山までは…