ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅

補陀落渡海への旅(110)紹興中央広場の夜の賑わい。

中央広場のキオスクで一休み。段々夕暮が近くなってきた。 このミラミッドのようなモダンな建物は国際展覧会場。 夕方になる、先刻登った向かいの丘も電燈が点いてきた。 夕方になると広場に大勢の人が集まってきた。 親子連れも来ている。 ああ、ビルのライ…

補陀落渡海への旅(109)紹興中央公園。

丘の上の七重の塔を見上げる。 ああ、この公園は「塔山園」という名前だったのか。躑躅が綺麗だ。 先刻塔の上から眺めたフリマ街を歩く。 骨董店が多いが、大半は模造品だろう。 これから自転車タクシーに乗って、街の中心まで戻る。 ああ、段々賑やかな街区…

補陀落渡海への旅(108)紹興、丘の上の塔からの眺め。

魯迅故里を出て、紹興の街を歩く。 最初に向かったのは丘の上の塔。 この辺は丘を利用しての閑静な公園になっている。 ああ、七重の塔が丘の上に建っている。 塔までの途中の公園。 ああ、この塔は自由観覧ができるようだ。 塔の真下に立つ。ああ、七重の塔…

補陀落渡海への旅(107)高級紹興酒。

魯迅故里を出ると、表には自転車タクシーがずらいと客待ちしているが、先刻の女性ドライバーが見当たらない。 已む無く自分の足で街を歩くことにした。「民族脊梁」。魯迅のことだ。 ああ、「天下黄酒源紹興」。天下の黄酒は紹興にあり、か・・ 館内に入って…

補陀落渡海への旅(106)魯迅生家の土産店「臭豆腐」。

魯迅酒保を出た横には又記念館もあるが、同じようなものだろうと、ここはオミットする。 大通りに面しては、こうした土産物店の少路が幾つかある。 「仁里」。ここはどこへ繋がって行く少路だろう・・。 大通りに面しては、何店もの土産店が店を構えている。…

補陀落渡海への旅(105)魯迅生家の酒保。

魯迅故里の裏庭から表通りに出てきた直ぐの場所にお酒の展示兼販売コーナーがあった。 色んな種類の紹興酒が展示販売されている。 店員が利き酒まで振る舞ってくれる。 奥の方には高級な紹興酒も展示されている。 ああ、これは「花彫酒」ではないか! ああ、…

補陀落渡海への旅(104)魯迅生家の裏庭。

魯迅記念館を出て、再び母屋の辺りを歩く。 中庭に出てきた。 中々整った中庭だ。 この小路はどこに続いているだろう・・ ああ、裏庭に出た。 庭の一角に中国人観光客がガイドの話しを聞いている。 盆栽のような真柏も置いてある。 魯迅故里の正面入り口から…

補陀落渡海への旅(103)魯迅記念館。

魯迅故里(生家跡)で、次に行ったのは記念館。 館に入ると正面に魯迅像がある。 館内の案内。 館内を回る中国人観光客。 館内の様子。 この部屋には大勢の人が集まってきている。 ああ、トラピックスの旗だ。日本人の団体さんだ。ガイドが日本語で説明して…

補陀落渡海への旅(102)魯迅生家(2)。

母屋には子女が琴をたしなんでいた人形が飾られている。 後ろの壺なども素晴らしいものだ。 ここは刺繍部屋。造り途中の刺繍がある。刺繍は子女のたしなみ。 ああ、どんな作品になるでしょうか・・ これも又素晴らしい作品だ。 ああ、ベッドがある。寝室だ。…

補陀落渡海への旅(101)魯迅生家。

魯迅生家で最初に入ったのは幼少の頃の勉強部屋「三昧書屋」。 紹興の名家だけあって、小さい頃から、随分難しい勉強をさせられていた。 歩行が先か、四書五経が先か、の感じである。 幼少の頃のこうした環境が人物を育成しているのか。 普通の少年ならこう…

補陀落渡海への旅(100)魯迅故里へ。

自転車タクシーが次に向かったのは魯迅の旧宅。 中近代の街並みを通り抜けて行く。 ここら辺にもこうした掘割がある。 咸亨酒店からぐるっと大回りしてやってきたのが、魯迅旧宅(故里)。 日本人旅行者にとっては欠かせない地の一つだ。 咸亨酒店の後、自転…

補陀落渡海への旅(99)紹興酒購入。

古い運河の街並みからやって来たのは、明清時代の、所謂新古市街地。 街区の入口には、こうした歴史建造物も建っている。 さて、新古街区に入って行く。 古い中国の香がある。 町中では自転車タクシーを良く見かける。 客待ちしている自転車タクシー。 旧市…

補陀落渡海への旅(97)紹興古橋群「謝公橋」周辺で。

運河の裏側には、こんな住宅地もある。 店先で観光客用に売られているお菓子。 水辺で鶏を捻ねている主婦。 運河に浮き上がっている魚の死骸。 満々とした水辺の風景。 前方の丘と建物も借景になっている。 南船北馬という言葉があるように、中国は有史以来…

補陀落渡海への旅(96)紹興旧市街。

女性ドライバーの紹介してくれたホテルはこんな感じの部屋。 薄型テレビなどもあり、旧市街の中のホテルだが、中々感じは良い。 ホテルの前の通りはこんな感じだ。 紹興も江南にあって、運河の多い街だ。 古くて、歴史を感じさせる。 あそこは又何かの記念の…

補陀落渡海への旅(95)紹興旧市街。

自転車タクシーはゆっくりだから、乗っていて丁度良い市内観光ができる。 古い街だから、歴史的建造物も数多く残されている。 丘の上には五重塔も建っている。 道路の下の空間を利用して野菜店なども出ている。 これからおばちゃんは古い街並みに入って行く…

補陀落渡海への旅(94)紹興着。

天台山を下り降りたバスは幾つかの町を通り過ぎ、紹興手前の最後の畑地を通過する。 大都市に近いこの辺は、集約的な農業だ。 何かのプランテーションを作っている。 天台を出て3時間、漸く紹興のバスターミナルに到着した。 ここの正式名称は「紹興市公路…

補陀落渡海への旅(93)天台山から下る途中の山村風景。

遠距離バスの座席はこんな感じで、悪くは無い。 天台市郊外の白鶴站を出たバスは、幾つかのトンネルを通り過ぎ、天台盆地をの外の山間部を下り降りる。 天台山脈から流れ出る渓流沿いに道路は走っている。 山間の集落は牧歌的だ。 日本の山里にも見られるよ…

補陀落渡海への旅(92)いざ紹興へ。

長距離バス、天台ー紹興、チケット、51元。 これから乗車する長距離バス。 中々モダンでデラックスだ。 定刻通りバスは出発。遠方に天台山が見える。 郊外の畑地が見えるが、人家も続く。 天台は大きな盆地状の土地で、人家も密集している。 天台バスター…

補陀落渡海への旅(91)天台バスターミナル周辺の情景。

天台市バスターミナルからは前方の天台山の山並みが見える。 ターミナル前の情景。 この街も自転車の時代からバイクの時代に進化している。 こんなタクシーも走っている。 ターミナル前の広場を通しての山容。 泰安駅前から、泰山の山塊を見た時の情景を思い…

補陀落渡海への旅(90)天台山の朝。

山間の朝は静かだ。国清寺の古塔が山中に見えている。 今日も山に霧雲が掛っている。初夏の湿気が多い時期か・・ 駐車場には早くも車が集まってきている。今日は何かのイベントがあるようだ。 広い駐車場にはもう既に人の出入りがあった。 スローガンの好き…

補陀落渡海への旅(89)国清寺の門前村と田舎料理。

集落に入ると最初に目に付いたのが、村の入口に掲げられている大きな標語だった。 要は、子供をもっと産めや増やせや、との標語。この集落は「東升村」という名前のようだ。 集落の入口付近には果樹園などもあって、今栗の花が満開だ。 これは梅の実か杏か・…

補陀落渡海への旅(88)国清寺参道入口付近で。

国清寺参道からは周囲の田園や集落が見える。 水田風景は日本と変わらない。 田園の先に国清寺の古塔が見える。 ああ、蒼然とした塔。歴史と重みを感じる。 この塔は何回眺めても飽きるものではない。 村落も大分近付いてきた。 ああ、駐車場も今はガラガラ…

補陀落渡海への旅(87)国清寺参道からの遠景。

国清寺古塔を下り、表山道へ出ると、この寺の歴代座主の石塔が並んでいた。 その近くには石灯籠の置き場があって、そこからの古塔の眺めも良い。 石灯籠と古塔との取り合わせ。 参道の直ぐ横には流れの早い小川が流れ、田園が広がっている。 今日は5月30…

補陀落渡海への旅(86)天台山国清寺の古塔。

山道の林が開け、目の前に大きな石塔が忽然と現れる。 はあ、すごく高くて古めかしい。 いつ頃誰が建てたんだろう。 裏に回って碑文を読む。 はあ、国清寺古塔。又の名・・、後が読めない。 国清寺の入口付近から続いている古道、最初の内は石畳の立派な歩道…

補陀落渡海への旅(85)天台山国清寺の古道を歩く。

最澄、日蓮を想いながら、国清寺を下る。 この真柏も謂れあるものだろう。 樹齢何百年になるのだろう・・。最澄の頃には既にこの場所にあったのか・・。 平地の庫裏まで下りてきた。 最後の、或いは最初の堂宇だ。 御仏に最後のお参りをする。 ここは宿坊か。…

補陀落渡海への旅(84)天台山国清寺の日蓮上人石塔。

この場所は國清寺の一番高い場所にあるから、目の下に境内の堂宇が見える。 屋根の形も中国風だ。 日本でも見られるような路地の花。 ああ、前方に石柱が見える。四角の珍しい形だ。 何、南無妙法蓮華経の石塔だ。 天台智顗、智者、最澄の石碑堂を真ん中にし…

補陀落渡海への旅(83)天台山国清寺の「観音堂」と「中韓祖師堂」。

国清寺・「碑文堂」の横手には、智者大師記念堂、観音堂、の他に、「中韓祖師堂」などもある。 智者大師院とある。 ああ、これがその智者大師院か・・ しかし今日は(今の時間は)堂内には入れないようだ。 観音堂。中に観音さんが見える。 ああ、千手観音だ…

補陀落渡海への旅(82)天台山「国清寺」の智者大師と最澄大師の碑文。

天台山「国清寺」は山の傾斜を利用して、境内が立体的になっている。 段々高見に上るにつれ、色々な堂宇、伽藍が現れてくる。 ああ、この大きな香炉も由緒ありそうだ。 釈迦三尊像か・・。 更に上には、更に建物がある。 境内の一番高い場所にやってきた。 …

補陀落渡海への旅(81)天台山「国清寺」に入山。

参道の途中には先刻の石塔へ向かう古道入口もある。帰りに寄ってみよう。 参道の突き当りには、綺麗な小川が流れていて、その奥には古めかしいお寺があった。 「随代古刹」とあり、如何にも古めかしい。 ああ、「国清講寺」。煬帝が名付けた山号だ。 そう、…

補陀落渡海への旅(80)天台寺参道を往く。

駐車場横から、静かな参道が続いている。 ああ、見慣れた日本風の石灯籠が立っている。 灯篭の近くに何か案内文が掲示されている。 ああ、日本の天台宗参拝団の碑文だ。天台智顗大師から1470年も経つのか・・ ああ、この奥に沢山の石灯籠が置いてある。…