お盆を過ぎてから灼熱の太陽もやや勢いを落し、日中外に出ても、以前ほどの卒倒するような暑さはない。
2050年は、日本は優れた老人大国になっていて、100歳を越える老人が元気に現役生活をエンジョイしている社会になるという。全くユートピアのような話だが、日本人なら、そういう事も出来ないことでは無い様に思えてくる。
文藝春秋には、中野正剛が、ローロードの国ではなく、ハイロードの国づくりをせよ、と提言している。全くその通りかも知れない。貧困ビジネスではないが、生活レベルを年々下げて行って、企業は外に出て行く。日本がドンドン空洞化していく。このままでは国内に老人しか残されない、空ろな国になってしまう。
そういうレベルダウンの競争に巻き込まれるのではなく、ハイレベルでの国作りをすべきだし、日本にはそれができる素養もある。経常黒字があって、外国から借金をしている訳ではないので、日本ルール、日本メソッドを世界の先進国に広めれば良い。
そう言った主張だが、頷けること多し。
久し振りに本の借り出し。学研の「全国一宮めぐり」、内田康夫「教室の亡霊」、大村友貴美「霧の塔の殺人」、それから今回初めて読むが村上春樹の「1Q84」。以前村上作品を読んで、余り面白みを感じず、それ以来、遠ざかっていたが、この話題作を3年経ってから読んでみる。
さて、どの本から最初に手を付けようか・・
昨日晩夏の野川植物園に花を見に行く。まだ夏の花だが、そこここに秋の気配を感じた。