ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(78)開封入城。

高速を出るとそこはもう既に開封の郊外だった。
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緑多い美しい町だ。
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車掌も腰を上げて、間も無く開封到着を告げる。
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この町でも又建設が盛んだ。日本の土建業と同じかも知れない。
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綺麗な街路を走り抜けて行く。
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先刻来高速バスで見てきたように、黄河の南河南省は肥沃な土地で、農業も盛んに行われていて、古代以来中国文明発祥の地であった。今朝がたまでいた洛陽は、長安、北京、南京と並べ称せられる中国四大古都の一つで、先刻通り過ぎてきた河南省鄭州は、古代のの殷、商の都として栄えていた都市であった。

今、高速バスが入城した開封春秋戦国時代から各列強の王都であった地で、北宋時代には世界有数の大都市となり、当時は「東京」と呼ばれていて、その頃の画家によって描かれた「図」は当時の殷賑を極めた町の様子が描かれている。今朝までの洛陽もそうだが、この町も4000年経った今でも連綿として続いている都市の繁栄を見せている。

高速道を下り、町の郊外に入った時点から、街路は緑で覆われ、古都の趣を見せている。何かワクワクするような訪問客に対する歓迎ぶりだ。日本人には余り知られていないが、「清明上河」は豊かに富んだ人々のこの世の平安を詠っているもので、中国人の理想とした、一種の桃源郷のような姿だったのだろう。

街に入って間もなく、市の中心部にあるバスターミナルに到着する。思っていたより時間も掛らず、これから午後の半日、この街の観光もできそうだ。ターミナルを出た大通りには幾つかのホテルが並んでいて、その内の小奇麗なホテルを選び、チェックインする。大体、中国の地方都市のホテルの実情も段々分かってきて、200元、3000円も出せば、先ず問題ないホテルにチェックインできる。この街は1泊だから、色々とホテルを探している時間もない。
 
 
 
 
人々も落ち着いているようだ。
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ああ、車の販売会社もある。今中国は世界一の販売数、年間1000万台を越えている。
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街中も緑が多い。 後ろに城壁も見える。
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城壁に囲まれた市街地に入城した。
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ほぼ市の中心部にあるバスターミナルに到着した。
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