ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(80)北宋の「鉄塔」。

ここは大きな公園だ。
イメージ 1
 
 
奥も深い。
イメージ 2
 
 
 園内には動物園もある。
イメージ 3
 
 
 ああ、「鉄塔公園」に漸く着いた。
イメージ 4
 
 
何か麗々しい感じだ。
イメージ 5
 
 
公園はこんな感じの敷地になっている。
イメージ 6
 
 
ああ、鉄塔まではまだ大分歩かなければならない。
イメージ 7
 
 
漸く塔の先端が見えてきた。
イメージ 8
 
 
 
 
先年、大同から五台山へ乗合バスで登った時、途中の畑地の中に中国で一番古い木造物、「木塔」が建っていて、バスがその近くを通ったので、車窓から見えるその「木塔」を熱心に眺め、写真も撮った。(中国・山西省の旅(8)五臺山へ。-途中の木塔を遠望。 http://blogs.yahoo.co.jp/ciaocommodore/62143431.html

5000年の歴史を有する中国にあって、一番古い木造の塔を見るのは、貴重な経験だったが、しかしその建造物は奈良の法隆寺程は古くは無い。年がら年中変わる王権の交代、国内の混乱、自分勝手な国民性、等々より、日本ほど古きを貴ぶ伝統は中国には無いのかも知れない。

先刻見た毛沢東像が立っているのは「鉄塔公園」の入口であり、この公園の奥に目指す「鉄塔」がある。後で解説文を読むが、この塔は北宋時代の建設で、今から約1000年前の建造物である。高さは50m以上あり、「鉄塔」となずけられているが鉄で出来ている訳ではなく赤銅色の「煉瓦」で作られたもので、外見が鉄錆に似ていて、この様に呼ばれているようだ。

今から500年位前の明の時代に黄河が大氾濫し、この開封、当時の汴亰は壊滅的に破壊されたが、その大洪水にも耐えたのがこの「鉄塔」である。そうした事から、中国人の間では「天下第一塔」とも呼ばれている。近くで見ると、そうした中国人の思いは理解できるものだった。

赤銅色をした塔は、如何にも鉄板で出来上がったような色合いと雰囲気で、50mを越える8角13層の塔は青空に突き出ていて、この町の人や、中国人が誇りにすることは良く分かった。この塔も5元程を支払えば中に入ることもでき、多分内部階段で上層階まで登ることも出来るだろうが、ここ数日の観光で足も疲れていて、それに以前、西安長安)の大雁塔に登ったこともあったが、ただ薄暗い階段を上り降りしただけで、眺望と言ったものもなく、多分この塔も同様だろうと思い、敢えて、下肢の疲労を鼓舞してまで登る気力は持ち合わせていなかった。

「鉄塔」の周囲をいろんな角度から眺め、恰も腕の良いカメラマンになった積りで、色々な角度から写真を撮る。こもも又思い出に残る場所となるだろう。
 
 
 
 
「天下第一塔」、と出ている。
イメージ 9
 
 
 ああ、こんな所にも太湖石の小山が!
イメージ 10
 
 
ああ、鉄塔! 漸く身近に見えてきた。
イメージ 11
 
 
うーん、これが天下第一塔か!
イメージ 12
 
 
流石、8角13層は見事なものだ。
イメージ 13
 
 
 
うーん、見事な塔だ。
イメージ 14
 
 
案内が日本語でも出ている。嬉しい。
イメージ 15
 
 
記念写真を1枚撮って置こう。
イメージ 16