ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(84)「龍亭」前の賑わい。

広場の正面には「龍亭」の入口が見える。
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又どうしてこんな広々とした広場を作ったのか??
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広場の全面には昔の宋の街並みが復元されている。
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中国人も所得が上がり、観光客もあちこちにいる。
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昔の街並みと「龍亭」。この広場が自由散歩の集合場所になっているのかも知れない。
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広場では人々が集合を待っている様子だ。
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人は所得が上がってくれば、何をしたくなるのか? 戦後直後の日本人は、先ずは食糧、で、ひもじい思いからの脱却を図った。次に昭和30年代、やや生活に余裕が出てくると、三種の神器、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、と言ったふうに、家事労働からの解放と、生活の質の向上に進んで行った。それから車社会、レジャー、と続く。レジャーは今の処人が許される範囲の中での、最高に位置する贅沢かも知れない。

ここ近年の中国人の所得はうなぎ上りに上がり、あちこちに旅行ブームを作り、今では日本への外国人観光客の訪日数は中国人が1位となっているが、それはとりもなおさず、個々の中国人の所得が上がり、生活の基礎的な部分は既に充足され、次に向かう先はレジャー、取り分け旅行分野であり、日本へ来る中国人の数が多いのは差し置いても、当方、中国各地を旅行していて、国内を旅行する中国人の数の多さに圧倒される。

今この「龍亭」の前は大きな広場になっている。何でこんな場所にこの様な大きな広場が作られているのか理解し得ないが、その無用とも思える広大な広場のあちこちに、小集団を作ったり、或いは大集団の中国人観光客がグループを作っている。一頃の農協さん団体旅行のように、中国では今国内ツアー旅行が流行になっているのかも知れない。

大広場の正面には「龍亭」があり、その後ろ、湖を背中に向けて前を見ると、ベンガラの赤で統一された宋の街並みが再現されている。2階、3階建ての建物が通りを埋めて、忠実に1000年前の街並みが復元されているかのようだ。1000年前の宗の都、その下街は丁度こんな感じだったのかも知れない。夕方の一時、その町並みを歩くことにした。
 
 
 
 
この集まりは何だろうか・・
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横に回って「龍亭」を眺める。
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中国の史跡には遊び心があって良い。
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ああ、宋の街並みが再現されている。
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そうだ、これからこの通りを歩いてみようか・・・
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