さて、陣馬を後にした。
これから登って来た団体もいた。
景信、堂所との分岐。堂所ももう直ぐだ。
堂所山頂、733m。
枝木に邪魔され視界は良くない。陣馬山が遥か遠くに見えている。
山は登る時よりも下る時の方が大変で危険も多い。一度登った山頂からは、いずれ下り降りなければならない。さて問題はどちらのコースを選び下山するかだ。一番楽な方法は、約1キロ程のだらだら坂を和田峠まで下り、そこからバスで藤野へ出るコース。次は陣馬高原下バス停まで下りて、バスで高尾駅まで出る方法だ。これだと山頂からは4.5キロ程歩けばバス停まで行ける。
結局選んだのは、朝登ってくる途中に見た案内板、堂所山経由で夕焼けの里へ下りるコースだ。かなりきついかも知れないが、今の状態では可能だろう。山頂で30分程休憩し、下肢の疲れれもかなり軽減化した。無理そうなら途中の明王峠から相模湖へ下りれば良い。確か去年このコースを與瀬神社まで下りて、相模湖駅から帰ってきた。色々とエスケープコースもあるから安心だ。
1時少し前、陣馬を後にし、朝来た山道を明王峠まで引き返す。約2キロ。30分を予定していたが、矢張り歩速は遅れる。明王で少し休み、2時前に出発する。堂所まで約1.3キロ。30分見ておけば充分だろう。堂所手前で真っ直ぐ景信に向かって伸びている山道から左手の山道に分岐し、堂所に向かう。本道ではあれ程沢山いた登山者やマラソンランナーがばったり途絶え、途端に淋しい山歩きとなる。
堂所山頂にて持ってきたオレンジを食べる。これで食べ物は全部終わった。後はポカリの飲み水が半分程残っているだけだ。堂所山733m。景信の727mよりは僅かに6m程高い。しかし本コースから少し外れた場所にあり、夕焼けの里・八王子城址へ下る人以外は、すべて素通りし、余り知られていない。山頂の平坦地も僅かな面積で、10人も集まったら、直ぐにも一杯になりそうだ。周囲の木に邪魔され、視界もそれ程良くない。この陣馬往還道の中にあって、忘れられた山と言えるだろう。
さて3時前、余りゆっくりはしていられない。八王子城山までの7.1キロ。2時間は見ておかなければならないだろう。無人の山を後にする。
結局選んだのは、朝登ってくる途中に見た案内板、堂所山経由で夕焼けの里へ下りるコースだ。かなりきついかも知れないが、今の状態では可能だろう。山頂で30分程休憩し、下肢の疲れれもかなり軽減化した。無理そうなら途中の明王峠から相模湖へ下りれば良い。確か去年このコースを與瀬神社まで下りて、相模湖駅から帰ってきた。色々とエスケープコースもあるから安心だ。
1時少し前、陣馬を後にし、朝来た山道を明王峠まで引き返す。約2キロ。30分を予定していたが、矢張り歩速は遅れる。明王で少し休み、2時前に出発する。堂所まで約1.3キロ。30分見ておけば充分だろう。堂所手前で真っ直ぐ景信に向かって伸びている山道から左手の山道に分岐し、堂所に向かう。本道ではあれ程沢山いた登山者やマラソンランナーがばったり途絶え、途端に淋しい山歩きとなる。
堂所山頂にて持ってきたオレンジを食べる。これで食べ物は全部終わった。後はポカリの飲み水が半分程残っているだけだ。堂所山733m。景信の727mよりは僅かに6m程高い。しかし本コースから少し外れた場所にあり、夕焼けの里・八王子城址へ下る人以外は、すべて素通りし、余り知られていない。山頂の平坦地も僅かな面積で、10人も集まったら、直ぐにも一杯になりそうだ。周囲の木に邪魔され、視界もそれ程良くない。この陣馬往還道の中にあって、忘れられた山と言えるだろう。
さて3時前、余りゆっくりはしていられない。八王子城山までの7.1キロ。2時間は見ておかなければならないだろう。無人の山を後にする。
これから更に7キロ以上の山道を下らなければならない。
野菊のような山草が人知れず咲いている。
ああ、この鈴のような花は先刻も見た。
堂所から既に約1キロ下って来た。残りは7キロだ。
堂所山頂付近で二人の登山者に行き交ったが、それ以降は全く登山者と行き交わない。