ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(68)岱山東沙古鎮へ。

長途バスターミナルに掲げられていた島の案内図。楕円形をした感じの島だ。
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フェリー運航表もある。寧波までは105キロ、杭州までは260キロの距離がある。
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取り敢えず、明日朝一番の寧波行のチケットを購入して置く。
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島内を廻る公共バスの路線図もあった。
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東沙行のバスに乗り、30-40分かかって、終点の東沙バスターミナルに到着した。
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昼飯に日本風なチャーハンを食べてから、さてどうするか・・。この島のことに関しては全く知識もなく、大体この舟山群島の中でどの辺に位置しているかも分からない。そこでもう一度長途バスターミナルに戻り、観光スポット、観光施設等を確認する。その前に明日の寧波に戻る船便を確認すると、朝6時台のフェリーがあり、取り敢えず、明日のチケットを買っておく。明日こそは間違いなく天台山まで行かなくては!

島は台形をしたそれ程特徴的でない島で、どうも地理的には群島の一番左端、即ち日本や沖縄に最も近い場所になるようだ。先ほどのチャーハンはこの島の人々が華僑として日本にやってきて、中華料理店で日本人に食べさせていたのか? と思いたくなるような日本への近さだった。

であれば、この島の一番東の先端まで行って見よう。九州の島影は見えないとしても五島列島の息吹位は感じられるかも知れない。案内図を見ると公営バスが島内を何コースかに分かれて巡回しているようだ。その東南方向の一番外れに東沙古鎮という集落がある。名前からして如何にも古風で、海の民のような集落だ。決まった。ここへ行って見よう。

この島の公営バスは、上海を走っているようなクーラー付のモダンなバスと違って、20年位時計を逆回転させたような古めかしいバスで、勿論冷房もなく、舗装はされてはいるが穴ぼこだらけの田舎の道を進んで行く。船着き場周辺は、まあ普通の地方の中小都市と言った感じであったが、このバスの走って行く田舎道は、実際、時代から取り残されたような風景が続く。バスは30-40分走って、終点の「東沙古鎮」ターミナルに到着した。
 
 
 
 
バスターミナルの前から見た東沙の街並み。
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ああ、ここは「岱山县」(たいざんけん)だったのか。県級の町だった。
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東沙古漁鎮の案内図。
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大通りに面しては、こんな新しい街造りも進んでいる。
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その隣には、古い街並みも残っている。
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街の大通りを奥に向かって進んで行く。
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