ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(73)岱山波止場の周辺で。

岱山波止場付近では、カニ漁のネットが大量に仕入れられている。
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波止場に運ばれて、開梱を待つネット。
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ネットがドンドン漁船に積み込まれていく。
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果てしない数のネットだ。
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漁はこんな感じのカニで、日本のワタリガニと変わらない。
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波止場でゆっくりしている乗組員か?
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対岸の新興開発区のビルラッシュも盛んだ。
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ここ1年、日中台湾の間に尖閣問題が釜びしいが、このようなカニ漁船が大挙して尖閣沖に押し掛けて来たら、海上保安庁の監視船が何艘あっても手の打ちようがない、島を守ることなど到底無理だろう。海上自衛隊駆逐艦にでもお出まし願って、蹴散らす以外に対応策はなさそうだ。中国の人も船も何もかにも圧倒的な数の多さに辟易するが、そのパワーにもある種の恐ろしさも感じつつ、漁船群を眺め、海岸沿いに沿ってあるく。

舟山群島の外れの小さな島かと思っていた岱山は、予想外に大きな島だ。しかも町の中心部はかなり近代化されている。大きな住宅ビル、オフィスビルも建設されつつある。これ等資本の蓄積は、活発なカニ漁の賜物か。余程大きな漁獲高があるのだろう。片田舎と思っていた島が近代化され、その小奇麗な海岸プロムナードを歩く。土地の人には、こうした近代的な遊歩道はマッチしないのか、殆ど散歩している人の姿は見かけない。

この幅広の波止場は夜は海鮮屋台のレストランになるようだ。夕方の今の時分から開店準備を始めている店もある。発泡スチロールに入れられた半冷凍のイカなどは、この島の海産物ではなく、どこか他所の港から運ばれたものだろう。ひょっとして北海道辺りから輸入されたものかも知れない。この島の姪産物がカニなら、夜、又ここへカニを食べにやって来よう。狭い島だ。ホテルから歩いてきても10分もかからない。

町の様子を眺め、大量のカニ駕籠の漁船への積み込み眺め、海浜公園で一休みし、夕暮を待ち、手持無沙汰で、この町のお風呂に入ってみる。日本で言う銭湯だ。10元、150円程で入れる。中に大きな湯船があるが、夕方時で、客は誰もいない。垢すり20元。マットの上に寝かされ、たっぷりを塩をすり込まれ、真っ赤なパンツをはいた三助が力いっぱい背中、お腹、足先、爪先までの垢を落してくれる。気持ち良いものだ。体中の垢が取れ、つるつるになった気分だ。風呂から上がり、気分が良くなったところで、中国按摩。ややいかがわしい按摩で200元。まあ、猟師町だからこういうこともあるのだろう。さっぱりして、夜の町に出た。
 
 
 
 
 
漁港からフェリーの発着する埠頭まで遊歩道、プロムナードが作られているが、散歩している人は少ない。皆家でマージャンしている?
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島のどこからか運んできたスイカの行商人。
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夕方の路上に並べ、これから路上販売が始まる。
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夜まで時間があるので、銭湯にでも入ろうか・・
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「桑拿」、塩もみでもやってもらおうか・・
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ああ、この時間、お風呂には誰も入っていない。 ジェットバスもある。
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さて、このまな板の上に横になって、塩もみでもしてもらおうか・・。
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