ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(76)舟山の海を行く。

フェリーは岱山の港を離れて行く。
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海岸際には大きな建物も建っている。
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昨日接岸していた漁船群が見える。
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今日は海上が霞んでいて、写真が良く撮れない。
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いよいよ岱山との別れだ。
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又近隣の島が見えてきた。
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一昨日、補陀山から高速艇に乗って寧波まで来たが、行き先を間違え、又舟山群島の中の島「岱山」(たいしゃん)に来てしまったが、今日は再びフェリーに乗って寧波に向かう。一昨日高速フェリーで通った海、定海だから余り変わり映えはしないが、それでも船外の景色に見とれる。1000個以上の大小様々な島が点在しているこの舟山群島の中で、それぞれの島は矢張り何か、個性を持っているように見えなくもない。

今日のフェリーはやや大型船で、この「岱山」が群島の中では大きな島の部類に入るのか、乗客もほぼ満席だ。昨日は、寧波からバスに乗って、舟山島にかかる大きな架橋、アーチ橋などを幾つも通過して、舟山島の先端部まで来て、そこから岱山へのフェリーに乗ったが、今日は真っ直ぐ寧波へ向かっている。

薄靄の中、船は島を離れて行く。昨夜海鮮を食べた波止場の屋台街も遠のいて行く。海上から眺めると、この島は矢張り大きい。大きな山もある。海岸沿いには大きなビルが立ち並び、昨日見た漁船群も岸壁に係留されている。活発な経済活動が行われているに違いない。

同じ舟山の海でも、走っているコースは一昨日と違うのか、今日は長大橋は見えない。代わりに幾つかの島をすり抜けるようにして陸地に向かう。一昨日は補陀山から初めて寧波の港へ上陸するという事で、少しは興奮していたが、今日はそれ程ではない。寧波の港と言っても、明、清の時代の港湾ではなく、戦後になって陸地を埋め立て、人工的に作られた港だから、寧波港と言っても、当時の面影を感ずることは出来ない。しかも今の港は寧波港とは言わずに、「寧波大樹港」と呼ばれているのだから、嘗ての寧波港とは一線を画しているのだろう。岱山を出て、3時間もしない内に大型フェリーはその大樹港に到着した。
 
 
 
 
ぼんやりと島影も見える。
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船内の乗客。
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観光客らしい人は見えず、殆どが地元の人のようだ。
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船内に展示されていた島のイラスト図。
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海霧の中を船は進む。
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間も無く寧波だ。
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