ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(109)「清明上河図」の世界ー1

開封市内には「清明上河図」を模した広大なテーマパークがある。
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1000年前の宗の都が忠実に再現されている。
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水の都、当時の運河の模様なども見られる。
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大道を行く観光客。
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あちこちで大道芸も盛んだ。
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案内嬢も昔の出で立ちで。
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 人だかりがしているが何をやっているのだろう・・。
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北京故宮の至宝「清明上河図」。11世紀後半、北宋の首都、この街の繁栄振りが余すところなく描かれている。モンゴル族の元が強大になる以前、宗は北方民族の金と協定を結び、毎年莫大は協力金を支払って平和を贖い、金の進出、略奪を抑えていた。そうした平和の中でこの国は稀に見る繁栄を謳歌し、開封、当時の汴亰は、唐の長安を越える程の繁華な街を作り上げていた。

そうした街の繁栄ぶりが横長の巻物に描かれたのが「清明上河図」であり、それは丁度狩野永徳が京都の繁栄ぶりを描いた国宝「洛中洛外図」に匹敵するものであり、故宮の中でも10指に挙げられる逸品と言われている。その街の繁栄振りを再現したこのテーマパークで、広大な敷地の中に、当時の建物から遊びまで、至れり尽くせり品揃いがされている。

こうした大々的なテーマパークだから、入場料も高く、先刻の鉄塔が20元、開封府が35元、だった処、ここでは80元と倍以上の料金を取っている。それでも場内は大勢の観光客であふれ、人気の高さの程が知れる。一歩場内に入ると、成程、観光客は現代人の姿をしているが、中の出し物、大道芸、食堂の店員、その他、すべてが昔風の出で立ちで、1000年前にタイムスリップしたような感である。趣は少し違うが、中国版デズニーランドと言った雰囲気もある。兎も角、見て回ろう。宋の時代がどんなものか、見聞してみよう。
 
 
 
 
ああ、あの2階家で何かの出し物をやっているようだ。
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皆楽しそうに眺めている。
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 おや、この顔中炭を塗った芸人は何だ?
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 運河沿いの風景。
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 鯉に見とれる子供達。
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 運河沿いに建っている昔風の家屋。
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 この場所へ来て、大人も子供も皆楽しそうだ。
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