ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(110)「清明上河図」の世界ー2.

テーマパーク「清明上河図の世界」の大道では、華やかな演芸が繰り広げられている。
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昔の人々はこんな派手やかな衣装を着ていた。
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 大道はどこまでも続く。
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1000年の都をバックに1枚。
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店屋さんも昔風に作ってある。
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こんなものも売っていた。ピーナツ、紫芋、梅ジュース。
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雑踏と喧騒、賑やかな笑い声に太鼓や笛の音、花火か爆竹か、ちょっとした爆発音も聞こえてくる。これが1000年前の宋の都、�凪亰の賑わいなのか。唐の世界版図を引き継いだ宋は、中国史上最大の商業国家で、平和をお金で買っていた。戦争、侵略の心配がないから、商業は更に発展し、国も弥栄に富んでいた。

しかしこの国の繁栄もそう長くは続かなかった。北の金に代わって蒙古が台頭し、瞬く間に金を蹴散らし、強大な帝国を北方に打ち立て、周辺国を侵略していった。中国の宗家、宋もその例外ではなかった。嘗ての金のようにお金で解決できる相手ではなかった。獰猛な蒙古、今や元帝国として、宋を圧迫し続け、結局宋はこの繁華な街を放棄せざる得なかったのだ。

今、大道を歩き、人々が浮かれ楽しんでいるのを眺め、1000年前の北宋の人々の薄氷の上の安逸を思う。今を楽しく生きる。そうした中で、文化芸術も花開き、後世に大きな影響を残している。それから更に先、バヤン来たりで南宋滅ぶの時代が来るとは、この街に遊ぶ人々の脳裏には露ほどもなかったに違いない。  
 
 
 
ラクダに乗った観光客もいる。
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羊に見とれる赤ちゃん。
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赤ちゃんと羊のにらめっこ。ナイスショット!
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ああ、前方に又大きな門がある。
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人々の流れは止まらない。
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全く賑やかなものだ。
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