ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(113)「清明上河図」の世界ー5.

大通りではあちこちでイベントが行われている。先刻の黒んぼもいる。
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いろんな屋台も出ている。
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あちこちに古代衣装を着た案内嬢がいる。
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全くお祭り気分だ。
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恋人同士なのか・・
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人の流れに乗って、どこへ行くともなく歩く。あちこちで似たような出し物をやっていて、人だかりもしている。この園内の散策も大分飽きてきたが、夜の電車の時間までにはまだ大分ある。どこかで時間潰ししなければならないが、こうしたテーマパークは時間潰しには丁度良い。

こうしたたわいもない演芸、出し物、衣装等にやんやの拍手を惜しまない中国人は案外純朴だと思う。今尖閣問題で日中間が揺れているが、あれは一部の政治的な動きで、市民の多くはそれ程関心を持っていないだろう。問題なのは、中国の場合、あちこちの省、市単位でテレビ放送局を持っていて、ガチャガチャチャンネルを変えると、あちこちの地方局の放送が流れて来るが、その多くの局で、日中戦争時代のドラマを放映していて、大体が日本軍の残虐非道な映像を流していることであり、子供達に与える影響は大きい。知らず知らず、反日、抗日、日本人が邪悪な民族で、敵対すべき国民だと。外務省の力によってこうした劣悪な番組が変えられるものなら、手遅れになる前に変えて行ってもらいたい。中国外務省に強力に働きかけるべきだ。

前方の広場で、真っ赤な衣装を着たグループが、鉦太鼓の音も勇ましく、演武を行っている。沖縄のエイサー踊りと同じだ。尤も、沖縄のエイサーが中国のこうした演武を真似したものではあるが・・。いろんな意味で文化が似ている。民族も似ている。アジア人、黄色人種という括りで纏めれば、同一だ。隣国同士、仲の良い時期もあれば、戦争状態の時もあった。国境を接すれば、というGeoPoliticalな問題もあるのだろう。しかし2000年の日中交渉史、今回の尖閣問題など、政治家の知恵で解決できないことはない。純朴で朴訥な中国一般大衆を見ていると、仲よく出来ない民族ではないと思った。    
 
 
 
 
池の向こうにも大きな建物が見える。
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先刻の遊覧船と太鼓橋。
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あ、東京嗎頭。然し、東京の「京」が「亰」になっている。
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ああ、これは又勇ましい演武だ。
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陣太鼓の音や身動きは沖縄のエイサーとそっくりだ。
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いろんな文化、芸能、日中の交流史は1000年を越える。
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ああ、又東京が出てきた。大宋・東京夢華。
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ちょっとこの小路も歩いてみよう。
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