ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(104)魯迅生家の裏庭。

魯迅記念館を出て、再び母屋の辺りを歩く。
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中庭に出てきた。
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中々整った中庭だ。
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この小路はどこに続いているだろう・・
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ああ、裏庭に出た。
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庭の一角に中国人観光客がガイドの話しを聞いている。
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盆栽のような真柏も置いてある。
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魯迅故里の正面入り口から裏門までの700-800mの大通りの左右には三昧書屋とか記念館、生活の場、母屋などが並んで建っていて、その中間にはいろいろと土産物を売る店とか、人休みできる食堂等が並んでいるが、この裏庭は大通りを普通に歩いていたら、見落としてしまうかも知れない。

母屋の横の路地を何気なく奥の方へ歩いて行くと、急に開けた裏庭に出て、果樹、花壇が綺麗に整えられている。ここは周家の庭園で、昔は畑のような家庭菜園だったようだが、今はちょっとした裏庭になっている。が、しかし、丁寧に植栽された庭木の横の空いた土地にはトウモロコシの苗木などが植えられているが、それはこの施設を管理する人民公社の職員が、空地利用で、こっそりと栽培しているのかも知れない。まあ、いわば一種の役得だろう。

周家は紹興に於いては名家であり、地主でもあったが、何かの危急存亡の時に備え、こうした表の通りから見えない裏庭で、家庭菜園を営んでいる、というのは長い中国の歴史の中での浮き沈み、栄枯盛衰を見てきたから故の生活の知恵なのかも知れない。裏庭を興味深く眺め、再び表の通りに戻ると、今度はそこには「酒保」がある。いや、「酒舗」だ。狭い店舗内には、いろんな種類の紹興酒が並べられていた。
 
 
 
 
余り手入れはされていないようだが・・
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ああ、空地にはトウモロコシの苗木も植えられている。
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裏庭を出ると、今度はガラッと変わった中国風の四阿がある。
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池の鯉も栄養満点だ。
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ああ、ここにも太湖石がある。
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全く奇妙な形をした石だ。(後ろの建物が酒保)
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丸窓を通して太湖石がこんな風に見える。中国人の遊び心。
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