ちゃおチャオブログ

日々の連続

北九州駆け足訪問記(8)山の中の蕎麦屋。

牡鹿洞から出ると、野草が8月の陽光に輝いて見えた。
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ヒマワリが栽培されている。植物油でも取るのか・・。
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8月の太陽とひまわりは似合っている。
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ああ、畑の中にソバ屋がある。
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牡鹿鍾乳洞の地底を30-40分程歩き地表へ出ると、ほっとする。一まで暗闇の洞窟の中で圧迫された精神状態が、8月の陽光の下、ぱっと解放された感じである。しかも高原だから蒸し暑くは無く、爽やかな夏の陽光だ。身近に見える野草も輝いている。
 
お昼にはまだ早いが、今日は朝早くから動き回っていたせいか、お腹も大分空いてきた。しかし先刻の自然センターの周辺には食堂や、ドライブインのようなものは見えず、洞から出て見渡した限り、茫々とした草原が広がっているだけである。そこでどこか食べ物屋でもと、集落の方向に向かって歩いて行くと、道路沿いにソバ屋の指物がはためいている。山の中の蕎麦屋か。ピッタリの雰囲気だ。そこへ行こう。
 
牡鹿洞から出て畑の中の道を5-6分歩くと、畑地の中に一軒家のソバ屋がある。ソバ屋の前には何台か車が止まっている。歩いてここまで来る人は少なく、多くは県道の広告や案内板を見て、車でやってくるようだ。40-50人程入れる店内はそこそこ混んでいて、既に美味しそうに食べている人や、茹で上がるを待っている客もかなりいる。当方も他の客同様に「ザルそば」をお願いする。
 
調理場には60過ぎの初老のソバ職人が二人忙しそうに立ち働いているが、他の客との会話をそれとなく聞いていると、この二人は兄弟で、もう既に40年以上も前からこの場所でソバ屋をやっているとのこと。蕎麦も近くの畑で自家栽培し、100%自家製のそば粉を使っている、とのことだった。客との会話を聞く以前から、美味しいソバだと思って食べていたが、良い店にはいった。と言っても、この辺りで、食事が出来る場所と言ったら、この店しかないのだが。
 
この平尾台の山の中の蕎麦屋、店名は「そば処 えん」というが、もうそんな機会は無いだろうが、もしも再度この平尾台に来ることがあれば、この思い出を大事にし、再度来てみたいものだ。どうも、ごちそう様!
 
 
 
 
ああ、山の中の蕎麦屋か・・。ここに入ってみよう。
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うーん、自家製10割蕎麦か。美味しそうだ。
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調理場の初老の二人は兄弟とのこと。道理で顔付が似ていた。
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ああ、これは美味しいソバだ。お代わりしたい位だ。
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ソバを平らげ、満足した気持ちで店を出る。
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