ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(113)府山公園を歩く。

ああ、山頂に向かう山道が良く整備されている。ここは「府山公園」という名前になっている。
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ゲートの前には番小屋もあるが、料金は取らない。この公園は朝の4時半から夕方の5時までだ。
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これが公園の全体図。かなり大きな公園だ。
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ああ、中々静かな公園だ。朝の散歩をしている人もいる。
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ああ、湖の人達は刀を振り回して、剣劇の練習をしている。朝練か・・
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こちらの窪地では、フォークダンス太極拳のようなものをやっている。
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皆さん朝から健康的だ。
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昨夜はこのライトアップされている城門を潜って、一歩、丘へ踏み出したが、街灯はあるものの、足元が覚束なく、城門を過ぎた辺りで引き返したが、今朝は清々しい緑陰の中を歩くことができた。この丘全体が公園になっていて、「府山」と名付けられている。市の中心からも近く、市民にとっては、かけがえのない憩いの場所になっているに違いない。

一歩山中に入って行くと、ここが紹興の市の真ん中にある小山とは思えない程の自然味豊かな林に覆われていて、車や拡声器などの騒音が全く響いて来ない。ウソのような静けさだ。山中を登って行くに連れ、ちょっとした窪地や平地に数人単位の人々が集まって、朝の体操と言うか、気功のようなものをやっている。ラジカセから流れる音楽もなく、全く静寂な林の中で、静かに演武している。勿論掛け声などもない。昨夜の城市広場の大音響での集団ダンスと比べたら、同じ紹興市の市民とは思えない程のしとやかさだ。

山の中での早朝の体操は、以前、台北の円山の山中で見た光景とそっくりだが、台北の方はここと違って、大音響のラジカセで、日本の歌謡曲なども流して、同じ朝の山中の清浄な空気の中で運動をするのは同じとしても、静けさが全く異なっている。歴史のある町だ。こうした早朝の山の中の気功は、もう随分以前の越の時代から引き続き行われているのだろうか・・。

高見に上るにつれ、紹興の街が眼下に広がってくる。又、この府山公園のもう一つ前方の小山の上の楼閣なども見えてくる。山頂の途中には史跡もあるようだ。ちょっと一休みがてら、寄り道してみようか。山中には運動だけでなく、朝の散歩をしている人も見かける。さぞ気持ち良いことだろう。
 
 
 
 
この人は又何を摘んでいるんだろう。
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朝から公園内の散歩で気持ちよさそうだ。
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上から降りて来る人々は、朝の体操が終わった人達か・・。
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高見に上ると紹興の街が眼下に見えてきた。
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ああ、向うの山頂にはかっこよい楼閣が見える。
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山頂に登る前にちょっと史跡を見て来よう。
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「龍瑞尊」とある・・。何の事だろう・・
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「動静楽壽」とある。これも又何かの意味があるに違いない。
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