ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(120)紹興駅前で。

紹興駅で、改めて新幹線チケットを確認する。何だ!出発は4時31分じゃないか! うーん・・、まだ4時間以上ある。
チケットは紹興から上海虹橋行き、65元。約1000円。チケットの左下には当方のパスポートナンバーが印字されている。
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駅前には高層マンションが立ち並んでいる。
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紹興駅前は広々した空間になっている。あ、あのマンションの1階に中国工商銀行の支店がある。
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駅の前方には小山があって、又五重塔が建っている。
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駅前バス停の所にあった「爽健美茶」の広告。サントリーも中国で頑張っている。
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駅前広場の直ぐ横には大きな団地群がある。
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紹興駅に着き改めてチケットを確認すると、何と、出発は4時31分になっている。午後の早い時間、遅くとも2時までには出ると思っていた列車の時刻が4時半とは!だったら、もう少し市内でゆっくりしてくれば良かったか、と思っても、もう駅まで来た以上は後の祭り。出発時刻を正確に覚えていなかった自身に責がある。

お昼近く、では駅前のどこかで昼飯でも食べようか、と駅周辺を探すが、それらしい食堂は見当たらない。この駅自体が最近できたもので、旧市街地にある駅と違って、ゴチャゴチャした飲食店とか雑貨店、土産物店等などはどこにも見当たらない。整然とした郊外型駅前の感じで、高層ビルの団地やらマンションが見えるだけだ。その一角に中国工商銀行の支店があったので、念の為に2万円程両替して置く。 

中国工商銀行、ICBCは中国4大銀行の一つで、大体主な都市には支店があって、このICBCに限らず、為替を扱っている銀行であれば、中国のどんな田舎に行っても円との両替は出来るので、安心だ。この時のレートは100円に対し7.825200元で、合計1565.04元に両替された。これは手数料込の両替だから助かる。ただ、嫌味なのは、通貨、Currencyの欄に「日元」と記入されることであり、「日円」とは書かない。日本人は中国通貨に対し「中国元」とそのまま表示するが、中国人は円を元に替えて表示している。確かに通貨の歴史からすれば先に元があって、明治になって漸く円が誕生したのだから、中国人の思いとすれば、自国通貨にならして表示するのが常識になっているのかも知れないが・・。

さて、銀行でお金を替えても食事する場所がない。マンション群の向こうに小高い丘があり、その上に又五重塔が建っている。銀行の人に聞くと、王羲之の記念塔だという。ああ、あれが「蕺山」か。昨日泊まったホテル「蕺山賓館」はこの丘の名前から採ったものだ。あそこまで行けば何かレストランかキオスク位はあるかも知れない。兎も角行って見よう。
 
 
 
 
団地の前には運河が流れ、遊歩道なども作られている。
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ああ、運河のあそこで何かしている人がいる。
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団地の奥さんが運河で洗濯していたのか・・。運河の水は綺麗なのかなあ・・
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水辺のマンションも中々よい。
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向う側には随分高いビルも見える。
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五重塔が段々近付いてきた。運河の先に見える。
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うーん、あそこが王羲之の筆塚か・・。
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