ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(138)静安寺公園を出てホテルに帰館。

子供達が遊んでいた芝生の斜面の頂上にはちょっとした泉がある。
 
 
 
その横の四阿でジュースを飲みながら下の人々を眺める。
 
 
 
さて、静安寺の正面から真っ直ぐ伸びてい公園内の通路を元の出口に向かって戻る。
 
 
 
出口付近のレストランでは開業前のウエイターへの訓示が行われている。
 
 
 
ああ、斎、台湾素斎料理の店だ。
 
 
 
 
西安寺公園で子供達が遊んでいた芝生の斜面は人工的に作られた小山で、日本流に言えば築山だ。20m程の高さしかない小山だが、その山頂には四阿も作られ、自然風の泉なども作られている。この山頂から周囲の情景が良く見られ、暫し中国人の落ち着いた、生活に困らない、平和な姿を眺めることができた。

この公園で暫らく息を抜き、ホテルに帰ることにする。ここから地下鉄に乗って帰ることもない。二駅程度だから、ゆっくり歩いて行っても帰館できる。ぶらぶら大通りを歩いて人民広場の方向に向かって歩く。上海は何回か訪問し、漸く大体の方向、地理的概念が把握できるようになった。

途中、スーパーらしい店舗があったので、中に入ってみる。品揃い、レイアウト、レジ、買い物客の行動、等々、全く東京のスーパーと変わらない。店内の文字と周りの人の言葉が日本語だったら、東京のスーパーと間違えそうだ。マックにしてもスタバにしても、スーパーにしても、今は世界の共通言語。どこの国、どの都市へ行っても同じレイアウト、サービス、味覚になっている。世界は着実にOne-Worldに向かって進んでいる。

さて、ホテルに戻る前にどこかで食事をして行こう。上海最後の夜とは言え、昨夜で充分だ。今晩は簡単に済ませ、早目に寝よう。明日が特別早い訳でもないが、長旅で疲れた。いつもの定食屋に行こうかとも思ったが、あすこへ行くと又飲んでしまう。朝のレストランなら飲まずに済むだろう。結局、朝の東泰祥へ行き、上海緬を食べ、ホテルへの途中、いつもコーナーに立っている焼き鳥のおばさんに挨拶し、上海の夜の最後とした。
 
 
 
 
ああ、Embroidery,刺繍だ。彼女、Zhen Chunyanは、著名な刺繍家で、中国で言う所の人間国宝。ホテルへ戻る途中の刺繍専門店でこの新聞記事を見たが、1ヶ月後、友人のネギさんと蘇州へ行った際、そこの刺繍博物館に彼女の作品が幾つも展示されいた。写真の刺繍はクイーンエリザベスの肖像で、日本の天皇皇后、ブッシュ大統領(父)、クリントン大統領等々世界の著名人の肖像画などが掲げられていた。
 
 
 
 
ホテルへ戻る途中のスーパーに入ってみた。日本と殆ど変らない。
 
 
 
魚も沢山売られている。中国人もいつの頃からか、魚を食べるようになってきた。
 
 
 
夕食は又朝のレストランに入った。
 
 
 
まあ、上海緬というか、何というか・・
 
 
 
又少しお土産用の小瓶を買い足した。