ちゃおチャオブログ

日々の連続

上海ー新加坡ー吉隆坡ー曼谷4都旅行記(45)KL(クアラルンプール)タワーからの眺め。

KLタワー入口では、いつも行われているのか、歓迎のダンスが行われていた。
 
 
 
このタワーの高さは421m。東京タワーよりも高い。
 
 
 
先刻のペトロナス・ツインタワーが正面に見える。
 
 
 
ああ、凄い街の広がりだ。
 
 
 
人口200万とは思えない街の広がりだ。
 
 
 
街の高層化は東京よりも進んでいるようだ。
 
 
 
 
マレーシアの首都「クアラルンプール」。人口は200万人にも満たないが、超高層ビルは林立し、街は整備されていて、イスラム圏だけあってアルコールは基本的に禁止され、従って、街には酔っぱらいなども見当たらず、清潔で、好感の持てる首都である。

この街のどこからでも見渡せるKLタワー。ペトロナス・スクエアから市内の散歩を兼ねて歩いて向かった。成る程、「クアラ・ルンプール」の意味するところは、マレー語での「泥の河の合流するところ」の意味する通りで、街は起伏に富み、なだらかな坂も随所にある。ちなみに「KL」とは「Kuala・Lumpur」の略で、「Pur(プール)」とはヒンドウ語の「街」を意味し、タイに行くと「Puri(ブリー)」に変わる。「Singapore」の「Pore(ポール)」も「街」の意味で、「Singa(シンガ)」=「ライオン」の「街」を意味し、従って、港の入口には「マーライオン」の大きな像が建てられ、そこから大量の水を噴出している姿がこの街を象徴している。

丁度都内の赤坂とか神楽坂程度のなだらかな坂を上り下りし、最後に標高100m程度の丘を登り切った頂上にそのKLタワーが建っている。このタワーは電波通信用と展望用の両方の目的を兼ねていて、丁度東京タワーや、東京スカイツリーと同じ発想で建設されている。案内によれば、高さ421m、世界で4番目の高さで、1994年当時、マハテイール首相によりてーぴカットが行われた、とのことである。

KLタワー入口のちょっとしたスクエアでは地元マレーシア人の芸能グループによる民族ダンスが行われている。賑やかな歓迎模様だが、毎日こうして観光客を迎えているのだろうか。チケットを買って、展望台に昇る。丘の上の更にその上からの展望台からクアラルンプールの街並みが一望できる。広大な広がりだ。高層ビルの数はバンコク・バイヨークスカイから見下ろす数の多さと変わらない。バンコクの人口が700万で、この街が200万とすれば、ビルの密度はこの街の方が遥かに高い。これも資源国のリッチな姿を謳歌しているものなのか。
 
 
 
高層ビルが林立している。
 
 
 
ニューヨーク・エンパイヤステートから見下ろした街並みそっくりだ。
 
 
 
 
 
バンコクよりも素晴らしい。
 
 
 
一体、どんな人がどのような生活をしているのだろう・・
 
 
 
KLタワー、展望室で。
 
 
 
クアラ・ルンプル。泥の河のまじわる原野が、今は近代的な大都会に変貌している。