ちゃおチャオブログ

日々の連続

上海ー新加坡ー吉隆坡ー曼谷4都旅行記(46)KLタワーの芸能ショー。

KLタワーの展望台を下り、エレベーターホールの裏側に回ると、マレーシア民族音楽を奏でる芸能グループがいる。 Selamat Hariraya.ああ、今日はマレーシアのお祭りだったのだ。
 
 
 
マレーシアの美人の芸能人がハリラヤ(Hariraya)の踊りを踊っている。
 
 
 
幕間には玄能人がお客にお菓子とか、キャンデーを配っている。
 
 
 
俳優の愛想も良い。
 
 
 
 
 
KLタワー展望台からクアラルンプール市内を心置きなく一望し、地上階へ降りて来ると、1階では賑やかな民族音楽が聞こえてくる。ガムラン風の音色はインドネシア民族音楽に似ているが、宗教も民族も近い関係にあるインドネシアとマレーシア、こうした音楽文化芸能なども似ているのかも知れない。

音に引かれてタワー入口の反対側に入って行くと、そこはちょっとしたホール様のスペースになっていて、先刻タワー入口で演奏していた人々が、ここでは本格的なマレーシア民族音楽を演奏している。アジアの芸能人と言ったら、ヴォーカルのフィリピン人を初め、タイの踊り、インドネシアガムラン、とその土地の民族に合わせ多種多様だが、ここマレーシアでもそれらに負けず劣らず華やかな舞踊と音楽を奏でている。

20-30人程の観客が床に腰かけるようにして演奏を見ている。幕間にはその俳優がお客さんにキャンデーやチョコレート、お菓子などを配って歩く。まあ、こんな所に出演している俳優だから、売れっ子の一流ではないのだろう。日本流にドサ周り、など言ったら失礼に当たるが・・。が、ドサであれ何であれ、直接出演する俳優が身近までやってきてお菓子を配ってくれるのは、観客にとっても嬉しいことだ。

「Hospitarity」.日本流に言う「おもてなし」。これは何も日本だけの特許ではなく、東南アジアのどこでも通用する言葉で、アジアの、肉食系でない、穏やかな民の共通の心根かも知れない。自分もアジア各地を旅行してきて、常々思うことである。
 
 
 
 
当方もこんなメダルチョコを頂いた!
 
 
 
お客さんは配られたお菓子のどれでも好きなものを選べる。
 
 
 
さて再び踊りが始まる。
 
 
 
 
マレー人もインドネシア人と同じで、歌や踊りが上手だ。
 
 
 
KLタワーの外に出て、タワーを見上げる。大したものだ・・