ちゃおチャオブログ

日々の連続

上海ー新加坡ー吉隆坡ー曼谷4都旅行記(64)イポーバスステーションへ。

最後にもう一度キャメロンの別れを告げる。又来る日まで!
 
 
 
平地に出ると車の洪水。
 
 
 
両側6車線の道路が車で溢れかえっている。
 
 
 
イポー郊外の住宅とキャメロン山塊の残滓。
 
 
 
キャメロン山塊に沿って、イポー中心部に向かう。
 
 
 
古めかしい住宅街。
 
 
 
 
垂直の崖だが、これは山が削り取られた痕か・・
 
 
 
 
 
キャメロンの山中を下り降り、平地に出ると交通量が途端に増加する。片側3車
線、4車線の道路が道幅いっぱいに車で溢れている。アジアの大都市はどこでもこうだ。首都だけでなく、人口の多い地方都市も、車で暴発している。イポーは確かマレーシアでは3番目に大きな都市。と言っても人口は20万人かそんなものだろう。東南アジアでは首都だけが飛び抜けて大きく、NO.2の都市はガクンと落ちる。首都の五分の一、十分の一程度の規模であってもこれだけの賑わいだ。経済が急速に拡大しているのは、この車の洪水を見れば、良く理解できた。

平地に出てからイポーのバスステーションまでは凡そ15分か20分程度。イポーの郊外をバスは走る。窓の右側はキャメロン山塊の切れ端というか、すそ野の端くれだ。その端くれを削り取るように、大きな採石場が数百mにわたって続いている。山が削られ、平地になって、そこに又何かの宗教施設が作られている。イスラム教国には珍しく、仏教施設のようだ。矢張り、これ等の砕石事業も中華系の資本で行われているのか。中国海峡系の人々が、異国にしっかりと根を張っている。そんな感じにも思えた。

バスは、日本のどこにでもあるような郊外と変わらないような街道沿いを走り、バスステーションに到着する。そのまま鉄道駅まで行ってくれるかと思っていたが、ここが終点だ。日本は町や交通の中心が鉄道駅になっていて、バスなどの交通機関は大体が駅に直結しているか、経由しているが、アジアの場合はそうでない。駅とバスとは、全く別の運行形態で、お互いがリンクしていない。日本の鉄道中心の交通システムから、バスを中心とするシステムになっている。早い話、鉄道は置いてきぼりを食って、相手にされなくなっている。さて、ここからイポー駅までどうして行くか・・。時間はまだ5時過ぎ。外は明るいし、移動には全く問題ないが・・・
 
 
 
 
ああ、そうだ、採石場だ。重機なども置いてある。
 
 
 
山が削りとられ、今や平地になっている。
 
 
 
日本の採石場、石灰採掘場よりも大々的だ。
 
 
 
いやー、大した規模だ。
 
 
 
あれ、仏さんのような大きな置物がある。
 
 
 
ああ、中国風の宗教施設になっている。
 
 
 
郊外の大規模な採石場を右手に見て、5時過ぎ、イポーバスターミナルに到着した。