ちゃおチャオブログ

日々の連続

「沖縄の4日間」(16)沖縄北部観光へ。

沖縄二日目の今日は北部観光に当てる。宜野湾のこの辺りは大々的に埋め立てられ、全く違った町になっている。
 
 
 
今問題になっている普天間基地を坂の途中から眺めるが、オスプレイは見えなかった。
 
 
 
国道58号線を北上し、嘉手納、読谷を過ぎてから最初の浜辺に出る。
 
 
 
ここはダイビングで有名な残波岬に近いロイヤルビーチ。
 
 
 
この浜辺の前に建つロイヤルホテルにはブログの知人、竜司さんが時々泊りに来ているようだ。
 
 
 
今日は風が強く、浜辺に出ている人は少なかった。
 
 
 
 
沖縄旅行は去年、即ち2013年の4月19日から22日までの4日間、友人のネギさん、吉さん、稲さんの合計4人で、ブログの知人・竜司さん及び元の会社の同僚・田さんを訪ねる目的で訪問したのだが、もう既に1年前のことになってしまった。この間、当方の別の旅行やら、その旅行記の作成やらで、あっという間に1年が過ぎてしまい、今、この直前の旅行記を確認するに、最後の作成は去年の7月、旅行二日目の夜(成田で1泊しているので、当日が沖縄での初夜)、旧知の藤さん、阿波さん、仲さんの3人を交え、県庁前の洋風飲み屋で旧交を温めた情景の内容だった。

今思い起こすと、当日夕刻当方4人で国際通りの北側外れの方にあるホテルからタクシーに乗り、その国際通りの丁度反対側、即ち南側の端のほうの、地名で言うと泉崎交差点の付近で下車したが、突然の大雨で4人ともズブ濡れ、将に土砂降りの雨の形容がぴったりで、大きなビルのピロテイで雨宿りするのが精一杯。約束の時間に大分遅れ、沖縄の知人3人には、かなりの時間待たせてしまったが、昔のことはイザ知らず、ここ数十年、沖縄の人々も時間には厳格で、早々と来ていた3人には大変申し訳ないことをした。

3人とは10数年ぶりの再会で、飲み食い放題の3時間は瞬く間に過ぎてしまったが、この様な又とない機会、かけがえのない時間を過ごすことができたのも、今日まで健康で、且つ長生きできた賜物だった。

沖縄の3人とはそこで別れたが、我々4人の内の二人は殆ど沖縄初訪問で、このままホテルに引き上げるのには、少しもったいない気分も残り、沖縄に詳しい稲さんの案内で、泊港近くの前島歓楽街に足を延ばす。歓楽街と言っても、東京や大阪と違って、ポツン、ポツンと侘しげなネオン看板の灯る通りで、そんな中お目当ての店を探し当て、わずか5-6坪程の誰も客の入っていない稲さん馴染みの店に入った。

当日は沖縄美人のママさんが不在だったが、その代わり、と言っては何だが、その代わり以上の70過ぎのお婆さん代理ママが大張り切りの大サービス。40歳以上も若返った気分で、嘗ての夜の蝶、風貌や物腰からは街娼だったかと思われたが、そうした過去の一切をさらけ出すように、我々内地からの突然の訪問客に、現役時代に戻ったかのような大サービス。お化けのような婆さんママの大サービスに我々4人も痛みいる。思い出した、これが沖縄流なのだ。

食う方は別にしても、この店でもビール等々更に又かなり飲んだと思うが、精算した稲さんによれば、ビックリする程安い料金で、後で計算してみたら、一人頭2000円もしなかった。その婆さんの店でカラオケなど歌って大騒ぎし、良くは覚えていないが凡そ2時間は寛いだと思うが、その店からボチボチ歩いてホテルに戻る途中、誰かがお腹が空いたとの提案で国道沿いの中華店に入り、当方は、もうこれ以上食べるのは無理だったが、まあ、少しくらいのビールならと、又1本空けて、千鳥足でホテルに戻る。誰かが歩道の何かに引っかかって、大きな音を出してひっくり返ったが、まあ酒の勢いを借りているのか、怪我もなく直ぐに立ち上がり、深夜ホテルに帰館した。まあまあ、皆さんお強いこと。皆それぞれに一瞬の若返りを実感したに違いない。


今朝の目覚めは悪くない。深夜まで飲んだとはいえ、楽しいお酒で、日頃のストレスも解消され、飲んだお酒がみな滋養になったのか、昨夜大酒を喰らった割には、4人の誰も二日酔いはなく、朝の決まった時間に食堂に集まってくる。余り品数の多くないバイキングを食べるが、まあ、1泊3000円もしない安いホテルだから、これが並のサービスだろうと得心し、辺りを見回すと、ここで初めてこのホテルにはかなりの台湾人旅行者が宿泊していたことを知る。そうか、沖縄は台湾から見れば一番近い日本、飛行機に乗れば1時間程度だろう。日本製品を台湾で買う位なら、多少の飛行機代を払っても、那覇まで買出しに来る方が安いのだろう。ご同慶の至りです。

そうして今朝は皆二日酔いもなく、昨日が沖縄南部戦跡を回ったので、今日は北部観光に充てることにする。ホテルを出る前、名護に住んでいる元同僚の佃さんに電話し、今日は北部を観光するので、時間があれば、名護で食事しよう、と伝えておく。佃さん大喜び。彼も内地からこの地にやってきて、直後、沖縄出身の奥さんを癌で亡くし、今は名護近海で漁師をしているが、二人の子供も親元を離れて内地で暮らし、気丈に振る舞わってはいても内心は淋しいのだろう。今日も又4人の中で一番若く、運動神経抜群の稲さんに運転をお願いし、イザ、名護に向け出発!
 
 
 
 
浜辺の前にはヤギの飼育場などもあり、事務所の中ではヤギ乳のアイスクリームなども売られていた。
 
 
 
次に向かったのは、沖縄の観光スポット、万座毛。
 
 
 
万座毛「像の鼻」をバックに、4人揃って記念写真。
 
 
 
兵庫の角田美代子連続変死事件で、関係者の一人が転落死亡した事件現場の崖。
 
 
 
事件とは裏腹に東シナ海の海は、静かに広がっている。