ちゃおチャオブログ

日々の連続

上海ー新加坡ー吉隆坡ー曼谷4都旅行記(74)ハジャイでのホテル探し。

ハジャイ駅前の賑やかな裏通りには幾つかのゲストハウスが立ち並んでいる。
 
 
 
その内の幾つかを当たってみるが、余り良いのはない。
 
 
 
前回泊ったゲストハウスの辺りだ。
 
 
 
結局大通りのホテル、โรงแรม(ローンレーム)Kingに泊ることにした。
 
 
 
まあ、600バーツ、1800円の部屋にしてはまあまあだ。
 
 
 
駅前の本屋に行って、日本の新聞を買う。
 
 
 
 
 
3年ぶりのハジャイ。駅も駅前の通りも3年前と全く変わらない。大都市バンコクと違って、地方都市だから時間の進み方も遅く、変化も乏しいのだろう。さて、今日一晩の宿、どこか探さなければならない。明日は午前の便で、バンコクへ飛び立つ.一晩寝るだけだから、どんな所でも良いのだが、一昨日の朝クアラルンプールを出て、そのままずっとキャメロンハイランドを通過して、イポーからの夜行列車に乗ってやってきた。余り寝ていない。願わくば、安眠の取れるホテルが良い。

半ば勝手知ったるハジャイの街、駅前に何軒かのゲストハウスがあるのは、前回の旅行で承知していたので、2か所ほど見て回ったが、500バーツと値段は手ごろだが、どうも賑やかな場所で、夜も騒がしそう。昨日は早朝にクアラルンプールを出て、長躯キャメロンハイランドまで登り、更に1泊もせずにそのまま下山し、イポーからの夜行列車では碌々寝ていない。だから今晩はゆっくり安眠したいのだ。

駅前の大通りを真っ直ぐ進むと街の中心部に出るが、そこの交差点を右に曲がって少し行くと左手にかなり大きめなホテルの看板が見える。โรงแรม(ローンレーム)と出ているからホテルに間違いない。古そうなホテルだからそんなに高くはないだろう。入って聞くと600バーツ、2000円もしない。部屋を見せてもらい、この「King」ホテルに宿泊することにした。

明日はもう昼前にはバンコクへ飛び立つ。ハジャイはほんの半日、ストップオーバーだ。もうちょっと時間があれば、隣町のソンクラーまで足を延ばしたいのだが、今回は無理だろう。リュックを部屋に置き、今日の半日、ハジャイの街歩きに費やすことにする。

先刻の駅前通りの本屋兼雑貨店に戻り、日本語新聞を買う。Yomiuri Internatuonal,80バーツ、240円。都内の駅売りよりは少し高い程度だ。今はインターネットでかなりのことができる。読売本社から東京版の記事がネットを通しバンコクに送られ、その日の内に印刷され、朝の飛行機でハジャイまで運ばれる。ハジャイに一体何人の日本人が住んでいて、どれ程の需要があるか知らないが、3年前にも同じ店で同じ読売新聞を買い、ハジャイからペナンまで同じマイクバスに乗り合わせたプーケット在住の日本人に読んだ後の新聞を渡してやったら、喜んで目を通していた。

日本を離れ、まだ僅か1週間程度で、郷愁の念に駆られるということは全くないが、異国の地で日本の新聞を買えるのは嬉しい日有難い。今日の朝刊を持って、近くの食堂に入り、丹念に記事を読む。心配の種、東京市場の株価が最大関心事だが、一面にはシリア内戦を取材中の日本人女性記者、山本美香さんの死亡記事が一面の半分を埋めていた。同じ愛国にいて、当方はのほほんとした気楽な旅をしているが、彼女は危険な第一線で命を懸けている。大変な職務だ。お気の毒としか言いようがない。
 
 
 
 
近くでは中学生が立ち食いをしている。
 
 
 
お揃いの制服は良いが、ちょっとだらしないか・・。
 
 
 
隣の食堂でお昼にする。
 
 
 
今買ったばかりの新聞を開くと、シリアでの山本美香さんの死亡記事が最初に目に入った。
 
 
 
株式欄は最大関心事だ。今から2年前、2012年8月22日の株価、野村が290円、松井が507円。今から思うと信じられないレベルだ。
 
 
 
まあ、旅行中に破産しないで済んで、ラッキーということか。