ちゃおチャオブログ

日々の連続

上海ー新加坡ー吉隆坡ー曼谷4都旅行記(79)ハジャイの朝。

朝のハジャイの町を駅方向に向かって歩く。自動車部品店、「สยาม มอร์เตอ  พาร์ท」(サヤーム モーター パート)と書いてある。「สยาม 」(サヤーム)は「シャム」タイの事。「มอร์เตอร์」(モーター)はそのまま「車のモーター」の事。「พาร์ท」(パート)も「パーツ、部品」の事。ここは車屋だったんだ。
 
 
 
駅に向かう交差点で美味しそうな朝食屋があった。
 
 
 
カオトム(ข้าวต้ม)を頼む。朝食にはこれが一番だ。
 
 
 
タクシーの迎いまでにはまだ1時間以上ある。ちょっとコーヒーでも飲むか。
 
 
 
ぶらぶら駅までやって来た。
 
 
 
ハジャイ駅。これが本当の見納めになるかも知れない。
 
 
 
 
 
昨夜はかなり贅沢な夕食を食べた後、市の中心部を少し歩いたが、この町にはファラン、即ち、欧米系の旅行者の数が少なく、どちらかと言うとイスラムの固い雰囲気があって、夜の通りは派手やかでない。もう8時を過ぎると大体が店じまいし、歩く人の数もぐっと減って来る。当方もここ数日、睡眠が少ないので、早めにホテルに戻り、寝ることにした。流石に二日間の疲れがどっと出たのか、安眠できた。

今日の飛行機は11時。市内から空港までは30分もかからない筈だが、念の為、タクシーは9時にホテルに迎えに来るように予約してある。それまでの約2時間、朝の朝食と散歩には十分時間がある。たっぷり睡眠を取って、6時過ぎには目を覚まし、駅方面に向かって歩く。途中、どこか屋台でもあれば朝食を食べよう。

駅に向かって歩いていると、大きな交差点の所に食堂があり、テーブルを外に出して美味しそうな湯気と香りを流している。人も集まってきている。ここにしよう。朝食はお粥、カオトム(ข้าวต้ม)が一番だ。どこの町へ行っても、これを頼めば、当たり外れはない。

余り時間もなく、又、短時間で見るところもなく、駅に行く。駅は人が集まる所、何かあるだろう。列車の運行時刻に併せ人々も集まるのか、朝の早い時間は閑散としている。切符売り場の窓もあいていない。小銃を構えた警備員か治安兵士が所在なさそうに、行ったり来たりしている位だ。イスラム過激派の事件が時々あるので、こうした警備は怠れない。駅周辺をぶらぶらし、ホテルに戻り、荷物をまとめ、少し早いが空港へ向かうことにした。
 
 
 
 
駅の切符売場。朝早いせいか、窓口はまだ開いていない。
「ล่วงหน้า」(ルアンナー)、予約の切符も買えるんだ。
 
 
 
いやー、タイの時刻表はなんぼ見ても分からない。
 
 
 
グルンテープ(バンコク)-スンガイゴーロク、の駅名は何とか読めるが・・
 
 
 
爆弾テロ等あって、警備は厳重だ。
 
 
 
タイのこんな田舎の町にも禁煙の波が押し寄せてきている。
 
 
 
誰もいないが、ここは「喫煙場所」=「เขต สูบบุหรี่」(ケートスープブリー)と書いてある。「禁煙」、「分煙」は今や世界の潮流だ。