ちゃおチャオブログ

日々の連続

ラオス北部紀行(27)バンビエンの小山からの帰路。

今登った山はそれ程高くはないが、かなり険しい山だ。
 
 
 
ちょっと足を踏み外すと、150m下に真っ逆さまだ。
 
 
 
又、危なっかしい梯子を伝って下山する。
 
 
 
むーん、かなりの山だ。
 
 
 
奥には更に高い山が控えている。
 
 
 
白人はこうした山へのトレッキングに来ているようだ。
 
 
 
 
 
 
さて、この「ラオス北部紀行」、今調べてみると最後の投稿は去年の6月で、ほぼ1年近く前のことである。この旅行の前に行った2回の中国旅行、それに「中国ーシンガポールーマレーシアータイ」4カ国周遊の旅が重なり、そちらの古い旅行記の方から先に作成する関係で、こちらは1年もほったらかしにされていた。4カ国周遊の旅がつい昨日終了したので、今日から早速この「ラオス紀行」に取りかかろう。

前回、バンビエンの市の中心部から、大きな川に架かる木道の橋を渡り、田んぼ道を30-40分歩いた突当りにちょっとした小山があり、危険な山道をよじ登り、高さ凡そ150m位の山頂からバンビエンの街を眺め、反対方向の更に高い山を眺め、こんな場所にまでやってくる観光客は誰もおらず、転落事故や毒蛇等の心配もあり、山頂からの360度の景色を少し眺めただけで、そそくさと下山したが、ちゃんとした山道がある訳ではなく、下山がむしろ登りよりも大変だった。

来た時は登山口の広場に3-4人屯していた青年、当方の姿を見て10円程の入山料を取っていたが、今下山するともう誰もおらず、夕方になって帰ってしまったようだ。先刻、山に登る前、当方が下山するまで待っていてくれ、帰りは、バイクの後ろに乗って、街まで送ってくれ、との当方のお願いに相づちを打っていたが、下山が余り遅いので、待たずに帰ってしまったようだ。まあ、今時の若者、日本人もラオス人もいい加減なのだろう。兎も角事故が無くて良かった。

夕方とは言え、森から出るとまだ畑地は明るく、青空にアドバルーン飛行船がぽっかり浮いている。先刻木橋の所でたらいボートに乗って川下りしていた白人を見たが、このバルーンも白人だろう。遊び好きの連中だ。夕方の田んぼ道、所々放牧されている牛が刈り残りの草を食んでいるが、長閑なものだ。こうしたストレスの無い原っぱをぽっちりぽっちり街へ帰るのも悪くはないか・・。
 
 
 
 
ああ、アドバルーンが浮かんでいる。
 
 
 
白人は色んな遊び方を知っている。
 
 
 
又、この田圃道をぼっちりぼっちり帰るしかない。
 
 
 
今日は良い山登りができた。
 
 
 
長閑な光景だ。
 
 
 
漸く日が西に傾いてきた。