ちゃおチャオブログ

日々の連続

5.21.(水・雨)日銀会合、一息。草森紳一。白鳳に土。

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今朝のNYが130ドル安と大幅に下がって終了。今日の東証もその大波をもろに受けて、滅茶苦茶な状態になるかと覚悟を決めていたが、案外そうはならず、当方も、損が拡大せずに済んで、ほっとした。
CMEは13870円まで下がって帰ってきたが、東証は一時14000円を下回ったものの、直ぐに140000円のラインを回復、その後は40円~50円安の推移。
昨日、今日と日銀会合があり、その後の黒田発言に着目している向きもあり、大幅な売り込みは控えられているようだ。
為替相場も一時100円台まで突っ込んだが、その後は101円を回復、前半で推移している。今日の貿易統計、20か月振りに対前年赤字幅が縮小した。これも過度の円安が是正され、輸入代金の過度の支払いが減少した為か。
3時半からの黒田会見、可もなく不可もなし。黒田さん、それは良いが、みっともないから、そのノーネクタイは止めてくれ! 君の映像は世界に発信される。ここはマニラではなく、東京なんだぞ! あの、真夏のシンガポールですら、要人はキチンとネクタイをしているよ。
 
 
終日雨。午後東センターへ行き、草森紳一氏の「記憶のちぎれ雲」を借り、読む。
最後の章に伊丹一三(十三)の記事があり、64歳で自殺した彼の生き様に興味があった。443頁の大部の書で、伊丹関係がその半分近くを占めているので、彼との交流が最も深かったに違いない。
内容は、草森自身が編集者の頃の交友で、伊丹の自殺の動機、背景にまで踏み込んだ内容にはなっておらず、やや期待外れの面もあったが、その中で、有名ドラマー白木秀雄のことが記載されていた。彼は芸大で指揮者の岩城宏之と同級生で、ジョージ川口フランキー堺と並んで、ビッグスリーと言われていたドラマー。
水谷八重子の娘、良子と結婚したが、その後離婚し、離婚直後、四谷のバーで泥酔状態の彼と会ったそうだ。
それから数年後、白木はアパートの一室で、腐乱死体で発見されたとのこと。著者の草森氏自身、奥さんと離婚し、どこか下町のアパートの一室で、死後数日経って発見された。考えてみれば、師とする永井荷風も下町の一軒家で、炬燵にうずくまったまま、死んでいるのが発見された。
丁度同時に五木寛之の「うらやましい死に方」を読んだが、人にはいろいろな死に方がある。こうして死ぬのも人の一生。本人にとっては、うらやましい死に方だったかも知れない。
 
大相撲5月場所、連勝の白鳳が豪栄道に敗れ土。場内に布団の嵐。大歓声!今場所は横綱大関に、ドタバタ相撲が目立つが、この一戦もドタバタ劇。それでも白鳳を破ると、すごい歓声だ。今場所は稀勢の里が頑張っている。後半、緊張せずに、自己の実力を出し切れば、優勝も夢ではない。
 
 
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