前回キスゲを見てから2週間。まだ咲いているかどうか分からないが、午後浅間へ出かける。途中の多摩霊園でカモの親子に出会う。生まれたばかりのコガモ2尾を引き連れた親ガモが道路を横断しようとしている。当方の自転車に気が付いたの、横断を取りやめ、元の道路端に戻る。コガモも親ガモの動きを見て、一斉にUターン。
当方、自転車を止め、その仕草を見ていると、親ガモの安心したのか、再び道路横断を開始する。コガモの10尾は親の後ろを忠実にくっ付いて付いて行くが、別の2尾は少し離れた場所をうろちょろしながら、付いて行く。微笑ましい光景だ。
ローレンツ博士を思い出す。昔だったら、カモは良い標的にされ、直ぐにも捕獲されていて、カモも人の姿を見るといち早く逃げ出したが、今はそういうこともなく、人を見ても警戒しない。道路横断の際の車や自転車に轢かれないように注意するだけだ。日本もいつの間にか随分平和な社会になっている。
浅間では、矢張りキスゲはもう峠を越して、僅かばかりの株がポチポチ咲いていた程度だが、これから山法師、又梅雨にかけての合歓の花。合歓はまだ大分先のようだったが、クワの実が既に熟していて、10-20個取って、頬張る。今週から来週が盛りだろう。足しげく通うことにしよう。
種子島、H2ロケット、18回連続の成功。旅客機が殆ど墜落しないように、ロケットも精度が向上してきている。隣の中国では有人飛行までしている。日本も負けてはならない。月まで飛ばすような技術は持っている。世界に売り込める技術だ。日の丸日本、頑張れ!