辞書からの勉強、「お腹」から始まって今回で3回目になる。
「天空」、「天の中空」が人体の「お腹」と同じ「「ท้อง・ท้องฟ้า」(トーン、トーンファー)を使うとは新たな発見だったが、それが「妊娠」(「มีท้อง」(ミートン)、「ตั้งครรภ์」(タンカン)に展開し、新たな命を育むことになった。
今度はそのお腹の「痛み」を勉強します。
「痛み」、日本語では「腹が痛い、痛い」と一つの単語になっているが、タイ語では、「เจ็บ」(ジェップ)と「ปวด」(ブアット)の二通りの言い方になっている。
「เจ็บ」は「急激、急性の痛み、刺激的な痛み」、
「ปวด」は「じワーッとした痛み、慢性的な痛み、お腹全体の腹痛」、
と言ったような違いか・・。
従って、「ปวดท้อง」(ブアットトーン)は「一般的な腹痛、腹痛」、
「เจ็บท้อง」(ジェップトーン)は「急な痛み、だから『陣痛』」になりますね。
「เจ็บ」にしても「ปวด」にしても、「痛み」の後に、痛い所の「部位」、この場合は「お腹」だから「ท้อง」が来るが、
「腹下し」、の場合は、「お腹が下る」ことになり、この場合は「お腹」が先で、「下る」が後になる。
従って、「ท้องเสีย」(トーンシア)、
病気の「โรค」を先に付けて「โรคท้องเสีย」(ロートトーンシア)、となると、これはもう「胃痛」で、「下す」どころか、「戻してしまう」、「吐いてしまう」、こうなるともう「อาเจียน」(アージヤン)と区別が着かなくなりますね。