ちゃおチャオブログ

日々の連続

ラオス北部紀行(104)ルアンナムター、夜のマーケット。

ルアンナムター郊外での夕焼け、日没を眺め、引き返えそうとしたら、先刻の主婦がまだ何か農作業を行っていた。
 
 
 
民家の庭先。この前にテーブルがあって、ビールを飲んだ。
 
 
 
帰り際、子供達にも別れの挨拶。
 
 
 
又、再び来ることがあるだろうか・・。
 
 
 
街灯の少ない夕刻の道を新市街に戻って行く。
 
 
 
電線は沢山張り巡らされているが、人家には部屋の灯りが少ない。
 
 
 
自転車をレンタサイクルに返すと、道路の反対側が賑やかだ。
 
 
 
夜の町に屋台なども出ている。
 
 
 
 
 
昨日中国雲南省で大きな地震が発生し、建物が倒壊して多くの犠牲者が出た。今の処370名ほどだが、状況が判明するに連れて被害者の数も増大して行くだろう。当方がこの地方を旅行したのは今から1年半前の2013年1月のことだが、前日まで雲南省「勐腊」(メンラ)の町を旅行していて、街中には耐震構造を施されていない古いビルなども数多くあって、震度6程度の地震でも容易に倒壊したであろう。

当方が旅行中にこうした地震に遭遇しなかったのは、ラッキーであった。中国では雲南、四川等の内陸型地震が時々発生していて、大きな災害を齎せているが、中国も公共施設インフラの近代化を急ぐのは良いとしても、こうした市民生活に直結する家屋やビルの耐震化も急がなくてはならない。でないと、又再び大きな地震で多くの犠牲者を生じさせることになる。軸足を国家中心、至上主義からもう少し庶民の側に置いた方が良いと思う。

人口過密気味の中国から今日はこうして人口過疎のラオスの田舎を自転車で回っている。陽も沈みこれから夜になる。道路には街頭は十分でなく、自転車にもライトは付いていない。道路が暗くなる前に町に戻らなくては。自転車を返す時間も迫っている。民家の子供達が又庭先まで出て来て、当方を見送ってくれる。子供達にとっては珍来の客。少しばかりの記憶に刻まれるかも知れない。

殆ど平坦な道路だから新市街に戻るのもそれ程時間はかからない。新市街の入口付近が少し上り傾斜になっているが、この辺はもう街灯も数多く、スピードを出して走s¥らせれば、あっという間に坂も上れる。先刻の民家からはものの15分も掛からない。

レンタサイクルの店の前、道路の反対側がざわついている。フードコーナーと言うか、広いオープンエアーの屋台コーナーになっているようだ。この町の唯一の夜の歓楽街。100坪程の広さの広場に低いテーブルとイスが並べられ、それを取り囲むように焼き鳥店、焼きそば店、仕出し店などの料理屋台が並んでいる。酒の勢いで、人々も賑やかだ。

この広場の奥にこの町の中央マーケットがある。店の大半は店仕舞いしているが、一部の店先には夜の食材、つまみなども置いてある。買い物客や飲み客なども屯している。当方もつまみを買う。お年寄りのラオス人と話し込む。外の広場に出てビールを飲む。100人、200人程の酔客の中に日本人もいた。当方と同じ歳位の初老の日本人だ。この町に流れ着いているようだ。白人は余り見かけない。日本人にとっては、ラオスは住みやすい国かも知れない。当方にとっても、多分今晩がラオス最後の夜になるだろう。明日は一気にタイに渡ってしまおう。ほろ酔い気分で暗い夜の道を歩きホテルに戻った。
 
 
 
 
ああ、ここはフードコーナーのようにもなっている。
 
 
 
あ、市場の中はまだ賑やかだ。
 
 
 
 
まだ何店か商いをしている店もある。
 
 
 
市場の中でちょっとつまみを買ってみる。魚の揚げたのは、アジみたいな魚フライだった。
 
 
 
餌を求めて犬もやってくる。
 
 
 
摘みを投げてやったら、美味しそうに食べている。
 
 
 
市場の中でお土産を売りに来た少数民族の小母さん。
 
 
 
 
フードコートで飲んでいると、尚付いてきた。