ちゃおチャオブログ

日々の連続

ラオス北部紀行(120)麓のゲストハウス「チャートハウ」。

「トンゲーオ」レストランの先、道路が二手に分かれているが、左手の高台の方へ向かう。
 
 
 
高台の上には研究所か政府機関のような建物があった。
 
 
 
 
 
高台の上からチェンライの街の一部が見える。
 
 
 
高台の下には5年前に立ち寄ったゲストハウスが同じ場所にあった。
 
 
 
ああ、ここは「ชาติเฮ้าส์ 」(チャートハウ)と言う名前だったんだ!
 
 
 
 
 
 
 
先刻の衛生的なセルフサービスのレストラン「トンゲーオ」(ต้นแก้ว )って、一体どんな樹木か知らないが、そこからちょっと行った先の道路が二手に分かれ、右手に行くと、5年前に行った「コック川」( แม่น้ำกก)の船着き場に出る。ここからはボートで約4時間、川沿いに住む少数民族の何人かと一緒に川船に乗り合わせ、焼畑農業の煙などを眺めながら、終点の「タトン」(ท่าตอน )まで川遡りしたが、ボートの上から眺めて「ワットタトン」の美しさは、今でも強い印象に残っている。

今日はその川の方には行かずに、左手の丘の方に向かう。確かこの丘の麓にはゲストハウスが1軒あって、5年前、ここには泊らなかったが、一度訪問したことがあり、次にチェンライに来た時はこのGHに泊まろうと、と心していたが、昨日この町にやって来た時は、名前と場所が思い出せず、諦めてバスステーションの近くのオーキッドに宿泊したのだった。

小高い丘の上からチェンライの街を眺め、坂を下り、ちょっと入った先の路地の真ん中辺りにそのGHはあった。今改めてホテル名を見ると「チャートハウス」(ชาติ เฮ้าส์ )。英語で言えば「International House」だ。「国際会館」、「人々の家」、と言った意味だが、大げさな名前とは違って、フレンドリーな小さなGHだ。分かりずらい場所にあり、1泊、2泊の客ではなく、長期滞在者を相手にしているようだ。

愛想の良いハウスの賄い婦にビールを頼み、部屋の様子など見せてもらう。ここにドーミトリーがあって、4人、6人部屋だと150バーツ、500円程度。個室だと流石に600から800バーツ、2000円前後の料金を取っている。見覚えのあるダイニング兼用の食堂でビールを飲みながら5年前を思い出す。時の経過はあった言うまだ。2-3年、4-5年は直ぐに経ってしまう。このGHにもう何か月、何年も長逗留している客もいる、と賄い婦は言っていたが、自分もちょっとステップの踏み出しを違えていたら、そうなっていたかも知れない。Vagabondではなく、母国を持っているということは、贅沢なことなのだ。

さて、この路地の突当りには丘の上にお寺があった筈だ。そこまで行ってチェンライの街を眺めて来よう。
 
 
 
 
 
ゲストハウスの小母さん。
 
 
 
ああ、中のフロント、食堂の造りは5年前と変わらない。
 
 
 
ここには泊ったことはないが、うーん、懐かしい。
 
 
 
さてビールを一杯もらおうか・・
 
 
 
ビールを飲み終え、路地の突き当りの丘の上のお寺に行くことにした。