ちゃおチャオブログ

日々の連続

ラオス北部紀行(130)「ワット・パークナム寺」へ。

「ワットアルン」(วัดอรุณ)からは、結局タクシーで「ワットパークナム」(วัดปากน้ำ)へ向かった。
 
 
 
この寺は下町の中にあって、分かりずらい場所にあるが、壮麗なお寺だ。床は皆大理石でできている。
 
 
 
本尊の仏はいつのもの場所に、いつもの通りに安置されている。
 
 
 
ああ、いつの間にか又大きな建物が建設されている。
 
 
 
平田師の宿舎を訪ねる。
 
 
 
部屋は無人だった。隣室のベトナム僧に聞くと、暫らく前から地方に行脚に行っている、とのこと。置手紙を書き、部屋を出る。
 
 
 
 
 
「ワットアルン」(วัดอรุณ)の仏塔の上で一しきり時間を費やし、次に向かったのは今日の目的とする「ワットパークナム寺」(วัดปากน้ำ)。以前2回ほど来たこともあり、一度は平田師と会うこともできたが、ごみごみした下町の中にあって、どうも場所が分かりずらい。チャオプラヤー川をフェリーで渡る以前、王宮前付近のバスストップで、バス待ちの何人かにこの寺へ行くバスの番号を聞いたのだが、聞かれた方の何人かはこの寺の名前は知っているのだが、イザ実際何番のバスで行ったら良いか、ということになると、全く誰も知らない。このお寺のある路線を利用している人でないと、分からないのかも知れない。

チャオプラヤーの西岸、旧市街地にあることは間違いなく、兎も角フェリー乗り場へ行けば、対岸の「ワット・パークナム寺」へ行くフェリーもあるだろう、と「ワットポー」(วัดโพธิ์)の波止場まで来たのだが、ここからお寺に行くフェリーは無く、結局、対岸の「ワットアルン」まで来たのだった。ここからは「ワットラカン」(วัดระฆัง )にしても「ワットパークナム」にしても、それ程遠くない筈だが、旧市街の入り組んだ通路の為、ワットアルンのお寺で行き順を聞いても、ややこしくて、全く頭に入らない。結局タクシーで行くことにした。有名寺院だから、運転手だったら誰でも知っている。

この寺に最後に来たのはいつか・・。3年前か・・、それ以前か・・。そんなに時間は経っていないと思うのだが、境内には又一つ新しく大きな建物が建っている。建てて間もない、まだ出来たてのような建物だ。 真っ白で大きな建物が空を横切っている。その新しい建物に興味は惹かれたが、先ず先に平田師の部屋を尋ねることにする。居てくれると良いが・・。

外国人僧侶の部屋は5部屋程ある。部屋を尋ねると無人だ。ちょっとした買い物で出かけているのか、又どこか地方の行脚でもしているのか・・。隣室がベトナムの僧侶で、在室している。聞いてみると、又数日前から地方へ出かけているようだ。いつ戻って来るかも分からないという。置手紙を残し、又訪問する旨を伝え、部屋を後にする。

当方とほぼ同年の平田師。東京外大を出てある商社に勤め、60を前にしてオーストラリアで仏門に入り、数年前このワットパークナム寺の高僧の下、得度したという。人生を達観し、欲得を離れ、清浄な気持ちの中で修業に励んでいる。話していると自分の気持ちも洗われる。バンコクに於いて、良い人に巡り合えた。今日お会いできなかったのは残念ではあるが・・。居ないものはやむを得ない。寺院内を一巡し、先ほどの新館を見に行くことにした。
 
 
 
 
この寺は、チャオプラヤー川の直ぐ傍にあり、湧き水が豊富だ。
 
 
 
お寺の横の水路。以前平田師から教えてもらった、魚、「プラーサワーイ」(ปลาสวาย)が沢山泳いでいる。
 
 
 
このお寺に来た参詣者が、タンブン(功徳)で魚に餌を与えているので、一杯に集まってきている。
 
 
 
ハトも一緒にタンブン(ทำบุญ)だ。
 
 
 
ああ、観光フェリーがチャオプラヤー川の方から、こちらの水路にやってくる。
 
 
 
小学生の団体もこの寺にやってきている。