文春対朝日の死闘がいよいよ激化している。文春今週号、徹底的に朝日と全面対決。矢張り、これはどうみても朝日が理に適っていない。慰安婦問題、朝日の大誤報により、日本の国益を大いに損ない、日韓関係に大きな溝を作った結果は重大であり、一論説主幹の事情説明、経緯の開陳で収まる問題ではない。
国民から見て、これ程重大は過誤があったにも関わらず、現朝日社長は、丸秘の社内メールで、全くの開き直り通信をし、反省のハの字もないというメールに対し、文春は、大いに噛みついた。
朝日内外でも、この社長メールに関しては、全くの時代錯誤で、認識外れ、朝日の恥の上乗り、と内部からの半旗が上がり、これはどうみても朝日本体の自壊方向に進んでいるとか見えない現状を、文春は見事に抉っている。久々に花田元編集長も声高に叫んでいた。
朝日が先ず最初にすべきことは、社長以下、全役員が丸坊主になり、社会、国民に謝罪し、即退陣し、心機一転、新たな朝日としてスタートすることである。
会社の存亡、今にあり。会社が潰れるか、この先も永続するのかは、社員個々の現状への反旗、改革の意欲如何である。
この問題に関し、池上彰が朝日に毎月投稿しているコラム「新聞斜め読み」の中で、朝日は「過ちを認めているのに、読者、国民に対する謝罪の言葉が無い」との原稿に対し、朝日側が文言の訂正を求めて来た問題で、池上氏と朝日の関係が拗れ、「だったらもうコラムは書かない」と言いだし、ＮＨＫまでもが報道することとなった。
朝日は急遽詫びを入れて、今朝の朝刊には池上氏の全文が掲載されることになった。最後の文末に新聞社からのお詫び文が同時に掲載されていた。朝日の断末魔の醜態だ。
コラムの内容はごくまっとうで、常識的な文章で、これに対し、異を唱える朝日の考えがどうかしている。上の社長以下全役員の居直り同様、時代認識の欠如、読者はどうあろうと、他者を顧みない唯我独尊の姿勢は、このままの体制では当分変わらないだろう。
夜はサークル。カエサコ師の「アパーナシー」を読む。辞書からはそ行、「その上、その後」等を学習。有意義な２時間だった。
