ちゃおチャオブログ

日々の連続

インド世界遺産の旅(17)アンベール城の麓で、コブラ使いとラクダ乗り。

「風の宮殿」を外から眺めた後、ジャイプール郊外にあるアンベール城観光に向かう。
 
 
 
山の上に城塞が見えて来た。アンベール城だ。
 
 
 
あ、ラクダも歩いている!
 
 
 
あの丘の上に城がある。
 
 
 
規模の大きな豪華な宮殿(城)だ。
 
 
 
天然の湖をお堀にしているのか・・
 
 
 
バスを降りた先にコブラ使いがいる。
 
 
 
ああ、コブラ使い。インドらしい光景だ。
 
 
 
 
ジャイプール市内にある「風の宮殿」は外側からの建物、道路に面したベランダ窓を眺めるだけで終わり、次の訪問先「アンペール城」に向かうことになった。この「風の宮殿」の直ぐ後ろには歴代のマハラジャが住み、且つ現在も現今マハラジャが住んでいるCity Pakaceがあり、又前世紀の最も著名な天文台「ジャンダル・マルタン」もあるのだが、それ等は後回しにし、山の上の城「アンベール」へ行くことになったのだ。

昨日バスでこの町ジャイプールに入ってきた時、街を囲む小山の上に山城、出城のような煉瓦造りの建物が見えたが、アンベール城は、そうした山の上に建つ城塞であり、且つ、マハラジャの住居だ。16世紀、北部インドがムガール帝国に屈した際、ここジャイプールを支配するラージプート族のマハラジャが山の上に建てた難攻不落の宮殿で、さしものムガールも攻めきれなかった。

ジャイプールの街を出て、林の丘を通り抜けた先に小集落があり、左手にちょっとした湖なのか、川幅の広い堀なのか、ダム湖なのかは分からないが、その湖畔にバスは停まり、ここからはアンベール城下の旧市街を歩いて、お城まで向かうことになる。バスを降りた直ぐの所に、赤いターバンを巻いた男が地べたに座り笛を吹いている。その前で丸駕籠の中ら頭の平べたいコブラが首を出して、ピーヒャラの音に合わせ、頭をクルクル回している。ああ、コブラ使いだ。35年前、初めてインドへ来た時、ボンベイの路上でこの笛の音に魅せられ、ジャバラ様の鼓笛をお土産に2個買い、当時まだ小学生の姪に持ち帰ったことを思い出した。それは「阿修羅のごとき」がテレビ放送された何年も前のことだった。

アンベール城下の古くて狭い石畳の道を城に向かって歩いて行くと、何頭ものラクダに行き違う。観光用ラクダだ。このラクダに乗って麓から約500mの坂道を城まで登って行く。我々ツアー客にはこのサービスはなく、オプションもないのだが、
外人観光客の何人かは、ラクダに揺られてポカポカ坂を登って山上に向かう。ああ、優雅なものだ。旅情をそそる。タイのアユタヤの象に乗ってのお寺巡りを思い出したものだった。
 
 
 
 
35年前を思い出し、お城をバックに記念写真。
 
 
 
下から見上げても堅牢そうな城郭だ。
 
 
 
ムガールの猛攻にも耐え抜いたアンベール城。
 
 
 
城下の狭い道路を歩いてお城に向かう。
 
 
 
狭い通路を行き違うインド象
 
 
 
インド象はタイの象と比べると体が大きい。
 
 
 
古い石畳の道路を歩いて行く。
 
 
 
ああ、アンベール城はあんな先の山の上だ!