ちゃおチャオブログ

日々の連続

トルコ史跡巡りの旅(6)海峡を渡りトロイへ。

いよいよ時間になり、海峡の街を離れ、バスに乗り込む。
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今回ツアーバスの運転手。
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かなり歳は行っているが、しっかりした運転だ。
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さて、これからフェリーに乗って、ダーダネルス海峡を渡る。
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向いに見えるのはアジア大陸だ。右がエーゲ海、左がイスタンブールボスポラス海峡方面となる。
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お昼のランチとか、フェリーの乗船待ちで、海峡の街「チャナッカレ」で1時間程街歩きができ、当方露天のオヤジからトルコ風の帽子を20リラ、約1000円で買ったり、他のツアー客もコンビニで、おやつとか、ちょっとした買い物をし、昼過ぎにフェリーん乗船する。
 
フェリーはかなり大きなもので、500トン~1000トンほどはありそうな大きさで、車両も50台以上は運んでいる。その中には当然我々のツアーバスも入っている。乗客は上の階のデッキに出て、これから渡るダーダネルス海峡の両岸を感慨深く眺めている。これからこの海峡を渡り、ヨーロッパ大陸からアジア大陸へ上陸するのだ。2000年前、3000年前のギリシャ人、ペルシャ人、イオニア人なども、同じような感慨で、この僅か1キロにも満たない海峡を渡ったに違いない。僅かな距離だから、昔の手漕ぎボートで渡っても、1時間は掛からなかっただろう。
 
離岸して20分、今までいた後方のフェリー乗り場、街並みがどんどん遠のき、前方の市街地がどんどん近づいてくる。どちらもなだらかな丘陵地帯に街が形成されていて、丘の上にまで住宅が広がっている。穏やかな海峡の街だ。人口がそれ程多くないから、アジアの大河の河口付近で見られるような沢山の小舟の行き来はない。
 
着岸前にバスに乗り込み、そのままチャナッカレの街を通り抜け、小アジア海岸線に沿って、一路トロイに向かう。小さな町を通り抜けたり、穏やかな田園地帯が続く。右手には、時々海岸線が見え隠れする。上陸してほぼ1時間、最初の訪問先「トロイ」に到着する。トロイ戦争で有名な「トロイ遺跡」の場所だ。
 
駐車場を降り、トロイ遺跡に入って最初に飛び込んできたのは、大きな木製の「トロイの木馬」だ。そうそう「木馬」だから木製には違いないのだが、その大きさに驚かされる。この中にギリシャの兵隊200-300人が隠れひそみ、トロイ城内に密かに入り込んで、城門を開け、さしもの頑強なトロイ軍を打ち破ったのだ。皆はこの巨大な木馬に圧倒され、記念写真を撮ったり、その木馬の中に入り込んだりしている。シュリーマンの世界が今目の前に現れたかの感だった。
 
 
 
 
チャナッカレの中心部は折からの降雪で、街全体が真っ白になていた。
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最初の訪問先、トロイ遺跡。前方に大きな木馬がある。
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ああ、巨大なものだ。近づくと、更に大きさに圧倒される。
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木馬の前で記念写真を1枚。
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同行の三郷さん。
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この巨大な木馬は遺跡の入り口に置かれ、これから約1時間、遺跡の観光巡りが始まる。
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