ちゃおチャオブログ

日々の連続

トルコ史跡巡りの旅(28)「洞窟レストラン」でのカバブ料理。

さて、これから洞窟レストランでカバブ料理の昼食が始まる。
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給仕をするレストランのボーイさん。
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この素焼きの壺の中には一体何が入っているのだろう。
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ああ、これが話に聞いていたスープの「カバブ」なのか!
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雰囲気も良いし、中々良い昼食だ。
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今日の昼食はカッパドキアにある「洞窟レストラン」での「カバブ料理」だ。「カバブ」? 聞き慣れない言葉だが、日本流に言えば「シシカバブ」のこと。日本でも最近では祭りの屋台とか、何かのイベントで、羊肉をグルグル巻にして、回転棒に丸め込み、その肉棒を回転させながら、電熱ヒーターであぶって羊の油を滴らせ、鋭いナイフで削ぎ落として、ナンやパンに挟んでサンドイッチのようにして食べるのもそれ程珍しいことでは無くなってきているが、まあ、この「シシカバブ」はトルコの代表料理の一つである。トルコへ旅行したら、一度は食べる機会もあるだろう。

岩盤の中の「洞窟レストラン」でその「カバブ」が出てくるのを待っていると、ボーイは土器で出来た大きな素焼きの壺を持って来て配膳台の上に置く。中に何が入っているのだろう、ぐつぐつ熱っしられたスープ状のものだ。どことなくタイの「トムヤムクン」に似ている。そのスープを小口に分けて、各自のテーブルに分けてくれる。あー、「カバブ」は削ぎ落しだけでなく、スープ状のカバブもあると聞いていたが、このことか・・。

そのスープの中には野菜等に混じって、多分羊の肉と思われる塊も入っている。味の方は、その羊肉をエビに替えれば、トムヤムクンと同じようなものだ。日本で言えば、鳥ナベのようなものか・・。果たして、このスープが「シシカバブ」スープかどうかは分からないが、今日の昼食のメインの料理が「カバブ」となっている以上、そうに違いない。

ここでの更なるビッグプレゼントは、何と、Honey Comb! ミツバチの巣を、その簀の子状の巣箱全体を持って来て、食台の上に置き、我々に生の蜜を自由に食べさせてくれる。蜜は美容と健康に良いと知っている奥様方は、我さきにもその巣箱に走り、「Comb」=「蜜蝋の巣」自体を取り出し、口に入れている。当方も真似して指先に掴み、滴る蜜を大口開けて垂らしこんだ。いやー、随分昔の子供の頃、田舎で1度か2度あったかなかったかの経験だ。これで又、今年1年分の健康をもらえたような気になった。
 
 
 
 
中のボーイさん、
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奥の部屋の境には蜂蜜のComb,巣箱の井桁がそのまま運ばれた。
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今日の昼食には皆満足して席を立つ。
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レストランの前で3人揃って記念撮影。
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この岩山の中には、皆、家があって、人々は皆「巌窟王」みたいな生活をしているのか・・
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