考えてみれば、アジアでこの栄誉を受けているのは、日本と中国、韓国、インドのみ。今回パキスタンが初の受賞国都なったが、他のアジア国では、どこもない。しかも日本以外の国は、1つか2つのごく少ないメダル数だが、日本は既に20個を越えている。ノーベル賞に関しては、日本はアジアの他国を圧倒している。それだけ日本人が努力家、物事への取り組みが真剣なのだと言えるだろう。
しかし主催国のスエーデンは大変だ。今回の化学賞で、盛大なパーテイ、授賞式を行ったが、ノーベル賞は他に物理、経済、医学、文化、平和等、5つも6つもある。それぞれに、このような盛大なパーテイを取り行っているノーベル財団の財力と、グスタフ国王夫妻の努力。ダンスにパーテイ、会食、と行きつく暇もないだろう。
皇室外交と言えば、昨日皇后美智子さんはベルギー前国王王妃の葬儀に参列するためにブルッセルに旅立った。ベルギーに1日いて、直ぐにトンボ返りで帰国する。義の国日本。友好の義を果たす為には、自分の都合などは言ってられない。陛下も健康であれば、一緒に参列したかったに違いない。
日本の美徳を、天皇家が守り、世界に発信している。雅子さんも漸く元気を取り戻しつつある。早く良くなって、皇太子の良き伴侶、次代の皇后として、頑張ってもらいたい。