ちゃおチャオブログ

日々の連続

ボロブドールへの3日間(7)ジョグジャカルタ着。

インドネシアの通貨。飛行機の中で撮影。
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インドネシアルピアの価値は、約100分の一。従って1万ルピアが10円。
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先刻のツインピークが近づいてきた。
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雲間の下に出ると、ジョグジャカルタの街並みが見えて来た。
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人口約50万人の中型都市。
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今回インドネシアへ来るほんの直前まで、ボロブドールがどの辺にあるのか、具体的には知らなかった。ジャワ島中部にはあるだろう、程度の知識で、そこへはジャカルタからの長距離バスで行けるに違いない、兎も角、ジャカルタまで行けば何とかなるだろう、程度の考えだった。しかし、何も知らずに行くのも三大遺跡に対し余りにも失礼だろう、と、3年前に買ったガイドブックに目を通してみると、そこはジャカルタからは相当に離れた場所にあり、バスでの往復は、短い旅行期間ではかなり無理になるだろう、とのことだった。

であれば、ボロブドールへ行くことを止めればよいではないか、との考えも浮かんだが、そうとすると、では何のためにインドネシアまで行くのか? 敢えて行く意味がないではないか、と思い至り、改めてガイドブックで調べてみると、そこはジャワ島中部の都市、ジョグジャカルタに近い場所にあることが分かった。そこで、急遽エアーアジアのジョグジャカルタ往復便をネット予約した次第だったが、日程等の制約もあり、日帰りで往復することとなった。

雲海の上の安定飛行中、窓の外には似たようなコニーデ型の山が幾つか見えていたが、再び雲海に突っ込み、その下に出ると、ジョグジャカルタ郊外の街並みが見えて来た。田舎風の長閑な感じの街並だ。インドネシアについては詳しくは知らないが、この街はジャワでは確かスラバヤに次いで大きな町だと思う。飛行機から見る街並みは10万人程度と思われるが、人口の多い国だから、100万人近くの人口を抱えているかも知れない。


インドネシアは1万有数からなる島嶼国家で、人口は日本よりも遥かに多く、2億人を越えている。多民族国家で、各離島には今でも未開の民族なども住んでいて、約300の民族言語が存在していると言われる。宗教的には国民の8割以上がイスラム教で、人口の点から言ったら、世界で一番多いイスラム教徒の住んでいる国だ。インドネシア語とマレー語は兄弟言語で、東京弁と関西弁の違い程もないかも知れない。自分たちはインド人がアンダマン海を渡ってマレー半島に上陸し、更に半島を南下してジャワに達し、住み着いた、と思っているようだ。その点、誇り高い民族でもある。

20数年前日本でサミットが開催された時、インドネシアもオブザーバーで参加したがっていたが、時期尚早で却下されたが、今ではOPECの有力メンバーであるし、現在はG20の正式メンバーでもある。この20年間で目覚ましい発展を遂げている。

さて、ジョグジャカルタ空港に着いた。まだ9時前だ。これから3時までのほぼ1日、十分時間はある、空港からはボロブドール半日観光のツアー位は出ているだろう。空港に無ければ市内まで出れば何とかなるだろう。機から降り、南国風な空港ビルに向かって歩き、今日1日がどんな日になるだろうかと想像しながら、朝の陽光の中、ランプウエイを歩いて行った。
 
 
 
 
着陸態勢に入って来た。
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1時間10分でジョグジャカルタ空港に着陸。
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ジャカルタから乗って来たエアーアジア機。
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ああ、ここも又牧歌的な空港建物だ。
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ボロブドールは有名な観光地だから、いろいろと1日、半日ツアー位はあるだろう・・
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