ちゃおチャオブログ

日々の連続

12.19.(金・晴れ)BacanteiAngel。孤愁。

イメージ 1
 
 
今年1月、STAP細胞で日本のみならず世界中を驚かせた小保方晴子さん、その直後に世界中の学者から疑問が呈され、論文間違いも指摘され、結局、最後まで反対していたBacanti教授も同意せざるを得なくなり、Nature誌からの投稿取り下げが行われた。
この時点で既に「間違い」は明らかだったのだが、小保方さんの「200回以上も作成に成功した」との主張で、理研は先月末まで本人主導で実験をしてきたが、今日、最終的にSTAPは出来なかった、との会見を行った。
小保方さんはどこで何を間違え、実際に実験では作成できないSTAP細胞をあると言い続けて来たのか?今でも尚、その存在を信じているようであるが・・。
誰かが、何等かの機会に、ニセのSTAPを混入させ、彼女にそう信じ込ませたに違いないが、誰が、こんな世界に恥ずべき、大スキャンダルを惹起させたのか。
早くにニセの事実を直感し、論文共同作成者として名前の出ていた、将来のノーベル賞確実と言われていた笹井教授は自殺した。まだ50歳にもなっていなかった。
もう一人の共同研究者は既に山梨大学に転職している。彼が最初にマヤカシを公にした人だ。
誰からどこかでマヤカシを行い、純な小保方さんを信じ込ませた。罪深い。
このSTAP論文に関しては、ハーバードのBacantiが最初に発表し、実験の結果、現実性が証明されれば、第一のノーベル賞候補者になる筈だった。彼女はBacantiの信奉者、所謂、Bacanti Angelsの一人である。
この際、Bacantiが語らなければならない。問題の背景を明らかにする責務がある筈だ。
 
 
文芸春秋藤原正彦の一言が出ていて、父、新田次郎の遺作「孤愁」の後半部分を引き継ぎ、1冊の本になり、今般ポルトガル政府より表彰された、との記事が出ていて、早速借りる。
懐かしい。当時、毎日新聞に連載され、新田さんが急死した結果、絶筆となった。その後、数回徳島へ行く機会もあり、眉山には2回程登った。数年前にも行き、モラレス記念館にも行った。
夜、早速読み始める。久しぶりの新田さんの文章。ほれぼれする。
 
 
イメージ 2