ちゃおチャオブログ

日々の連続

ボロブドールへの3日間(20)ボロブドールを後にして。

ジョグジャカルタは国内空港でも、これだけの飛行機が発着している。
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かなり広い待合室だ。
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どんどん乗客が増えて来る。この待合室を取り囲むようにして土産ショップの店が並んでいる。
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これから乗るエアーアジア機。
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ジョグジャカルタよ、さようなら!
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あの山はどこだろう・・。ボロブドールの辺りか・・
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最後にもう一度、ジョグよ、さようなら!
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飛び立つと、直ぐにも雲の上。
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僅か1日の日帰り旅行。時間にしても僅か5-6時間のボロブドールの観光は終わった。これから3時25分初のエアーアジアに乗機してジャカルタに帰るだけだ。日程の都合でジョグに1泊できなかったことが心残りだったが、まあ、ボロブドールの遺跡は余すところなく見たので、ヨシとしておこう。

チェックインした待合ラウンジはかなり広く、大勢の人が出発待ちをしていた。ボードを見ると、出発便はジャカルタ行だけでなく、各地の空港に飛んでいる。インドネシアは島国で、航空網が発達していて、Lion航空初め、幾つかの地元の航空会社が、各離島へ運行されている。待合ラウンジは国内専用であるが、それでもかなり沢山のショップがラウンジを囲むようにして並んでいて、時間があったので、それ等のショップを覗いて見る。

見ると、バテックや木彫彫りの民芸品、銀の細密細工、等々、観光客向けの商品が並べられているが、どれもかなり高い値段だ。バテックの刺繍入りの半袖シャツなど、随分デザインも凝っていて、如何にも高そうに見えたが、値札を見ると案の定日本円換算で2万円以上もしている。紫檀か黒檀の置物も同様、とても手の出せるような金額ではない。そこで、安価に手に入る紅茶、コーヒー等を御土産に幾つか買って、乗機する。

来る時も帰る時も座席は一番後部の31A.これは自宅でネット予約した際に、事前に座席も予約しておいたものだ。一番後ろなら、羽根に邪魔されず、外の景色も良く見えるだろう。同じ座席に座れば、行き帰りで又違った風景が眺められるだろう、との期待があったが、その思惑は外れ、帰りも雲海の上、時々、雲の上に頭を出した富士山型の山が見えるだけだ。同じような景色を見ていても飽きて来た。今日回ったボロブドールのガイドブックを見ることにした。

遺跡の最高部、天頂の高さは33.5m、以前は42mあったようだが、風化や破損で、以前よりは低くなっている。天頂周辺には72個のストーバがあり、その中には全てお釈迦様の石仏が結跏趺坐している。この遺跡全体では504体の仏像があり、廻廊のレリーフは全部で1460枚、平たくすると約5キロの長さになるとのことである。石材は安山岩。又、途中立ち寄らなかったヒンドウ寺院は「プランバナン寺院」という名前で、矢張り今から1200年程前に建立されたもので、ここもまた世界遺産に登録されている。

うーん、仏教東漸。インドに生まれた仏教は、東に伝播し、1000年掛かってこの島までたどり着いた。しかしその後侵攻して来たイスラムに滅ぼされた。北に向かった伝播の流れは、同じように6世紀、日本に到来した。しかし、日本ではいまだに仏教国として、仏教が守り続けられている。ギリシャから興った西洋文明は、幾多の変遷を経て、イギリスに到達した。お互い島国で、文明の一番端にある国である。滅び去ったボロブドールを見て、トインビーの歴史を思い起こしていた。
 
 
 
 
南国の雲は勢いが強い。
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あ、雲の下から山が頭を出している。
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山の直ぐ間近を飛んでいる。
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あ、この切れ目は海か??
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結局又一面の厚雲に変わった。
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うーん、雲の上の青空が美しい。
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押し売りから買わされたボロブドールの絵葉書。
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絵葉書も又幻想的だ。
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1日、良いExcurtionができた。
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