これから又電車に乗って、ボゴールからジャカルタまで戻る。
車内持ち込み禁止がいろいろあるが、この国では、「ピストル」も禁止で例示されている。
あれ?何だ、あのカタカナは? キハ??、何だ日本の電車じゃないか・・。
翌日もう一度電車に乗って写真撮影。「禁煙!」 立派な日本語だ。
うーん、この消火器なども日本のものをそのまま使っているのだろう。
今朝ジャカルタのジョアンナ駅から郊外電車に乗ってボゴールまでやって来たが、その電車は、感じがどうも日本製の電車の雰囲気で、ある種懐かしさを覚えたが、朝来た時は窓の外の景色に見とれ、電車自体を仔細に確認することはできなかった。これからボゴール駅を出て、電車はジャカルタに向かって走って行く。今度は気持ちの余裕もあって、社内を観察することもできた。
と、日本文字が見えるではないか! 漢字であったり、カタカタやひらがなが電車内の目立たないところに、以前、日本で使用されていた時と同様に、同じ場所に表示されているではないか! 矢張りそうか、この電車は日本製だったのだ。道理で性能が良いと思った。
キハとかモハ、日本で見慣れた電車の記号がそのままの形で残されている。この時は、車内に乗客も多く、大っぴらに写真を撮ることもできず残念だったが、翌日、夜の飛行機までに時間があったので、もう一度電車に乗って、それらの日本文字の写真を撮って来た。備え付けの消火器とか、注意書き、皆そのままの日本語で表示されている。乗客のほとんどは英語を理解しないが、車内のこうした日本文字を指さし、「Japan、Japan」と言ったら、何人かが肯いていた。
来る時は途中のジョアンナ駅から乗車したが、今度はその駅を通り越して、終点のコタまで行く。コタ駅は昔からのジャカルタのターミナル駅だ。東京で言えば上野駅のようなもの。歴史と哀愁が漂っているかも知れない。そんなイメージを持って、終点コタ駅に降りた。
さあ、終点のコタ駅に着いた。
これは紛れもなく日本製の車両だ。川崎車両か・・