ちゃおチャオブログ

日々の連続

ベトナム「ガックリ」旅行記(21)洞窟寺院「NOI QUY」参詣。

ケーブルカーからは周辺の山並みが見渡せる。
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かなり深い山で、このままずっと中国国境まで続いているのだろうか・・
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眼下に参道が続いている。
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参道の両側には数百m(約800m)に亘って小屋掛けの売店が続いているが、大半が営業していない。今日は祭日、例大祭ではないからか・・
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5-6分でケーブル山頂駅に着き、更に5-6分歩き、洞窟寺院の入口に着く。この100段余りの石段を降りた所が洞窟寺院だ。
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雨に濡れて滑り易い石段を慎重に降りて行く。
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下に寺院が見える。立っている女性がタイ人の奥さん。
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漸く石段の下に降りた。
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後ろが正面の祭壇。
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パゴダ寺院の手前の食堂で昼食を食べ、これから目の前の山頂にある洞窟寺院へ向かうことになる。見た処標高500m位の山。足が元気だったら歩いて登りたい位だが、今の状態はとてもそんな冒険はできない。グループの中の4-5人は徒歩で山頂を目指した。グループはマレーシア人4人、中国人、オーストラリア人、インド人、南米系、イギリス人と結婚しチェンマイに住んでいるタイ人、地元のベトナム人、等々色々な国からの観光客だ。

少し上った所にケーブルカー駅があり、標高差約400m、5-6分の空の遊泳を楽しむ。周辺は深い山。山また山の重なりで、この山脈は中国国境まで繋がっているのだろう。眼下にはパゴダ寺から山頂までの参道がくねくねと続いている。その参道の両側には小屋掛けの土産物店が延々と続いているが、今日は、どの店も閉店している。今この山道には、歩いて山頂を目指す数人の人影しか見えないが、祭りの日には店も開かれ、参詣者で溢れかえることだろう。

山頂駅からも参道の両側に売店があり、参詣用のお花とか蝋燭、献花品などが売られているが、祭り日ではないので、どこもひっそりしている。大体外人客が献花品など買うこともない。売店も半分位は店を閉じている。山頂駅から更に少し上り、洞窟の入り口に着く。そこからは凡そ100段程の石段があって、30-40m程下に降りる。その底の部分に大きな鍾乳洞があり、全体が寺院となっている。

参道には地元民の姿を余り見かけなかったが、この洞窟に入ると、かなりのベトナム人がいて、熱心にお参りしている。一緒に来たタイ人の奥さんも熱心にお参りしている。大乗と小乗の違いはあるものの、同じ仏教徒、お参りする仏に違いはないのだろう。当方も簡略にではあるが、両手を合わせる。

半開きのかなり広い洞窟で、奥行きも深い。その洞窟内のあちこちに祭壇があり、蝋燭の光が揺らめいている。又、焼香、線香の香りも漂う。確かに神秘的な空間だ。以前宮崎の鵜戸神社や、高千穂の賽の河原で同じような半円形の洞窟を見たが、ベトナムのここ、正式な名前は「ノイ・クイ」(NOI QUY)寺院と言うが、こちらの方がより幻想的で、奥行きも深い。

ヒンドウのインド人や、白人は仏教の仏に手を合わせることはなかったが、あちこちにいるベトナム人は熱心にお参りしている。そんなベトナムの善男善女を横目に見ながら洞窟寺院を一巡し、ケーブル山頂駅に向かう。帰りのケーブルカー、来た時とは別の視界が開け、これも又良い眺めだった。




色々と捧げものが上げられている。
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奥行きの深い洞窟だ。
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バナナとお花。ベトナムらしく豊富だ。
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この花瓶は珍しい。
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更に奥にメインの祭壇がある。
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洞窟内のあちこちに小さな仏が祀られている。
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そうした祭壇にお参りするベトナムの人々。
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仏の名前が分かれば良いのだが・・
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さあ、そろそろ出口に戻ろう。
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