ちゃおチャオブログ

日々の連続

「ニュージーランド『感動』の1週間」(21)クイーンズタウン展望レストランからの眺望。

斜度45度はあろうかと思われる急斜面を僅か5-6分で山頂展望台まで駆け上る。
イメージ 1



展望台からの眼下の眺め。
イメージ 2



大きな窓の外には湖の反対側の山、リマ―カブル山脈等の山並みが真正面に見える。
イメージ 3



少し待たされ、陽が沈んだ頃、食事が始まった。
イメージ 4



バイキングで、色んな種類の料理が出たが、そう食べきれるものではない。
イメージ 5




ブログの知人「悠久のボヘミアン」さん、又の名「宇和の牛鬼」さんは、以前どんな仕事をされていたのかは知らないが、若い頃、何回もNZを旅行し、特に夏場などは、ここNZが日本とは逆の冬の季節で、良くスキーに来ていたとのことである。先刻通過した、クイーンズタウンへ入る手前の渓谷にあったバンジージャンプにも2回も挑戦した!と言うし、ヘリコプターでMt.クック(アオラキ)の山頂に降りて、そこからスキーで、今日我々が昼食を摂ったhermitageホテルまで滑り降りた、というから、凄い経験をされている。我々が、今朝登山道を2時間程トレッキングしたのと比べると、桁違いに豪勢なレジャーツアーだ。

その当時、今我々が4人乗りゴンドラに乗って僅か5-6分で上がって来たこの展望台が当時既に出来ていたかどうかは知らないが、もし既にあれば、彼もこの山頂展望台までやってきたに違いない。ここはスカイライン展望台(ボブス・ヒル)という高さ790mの山頂にあり、今乗って来たのはSkyline Gondolaという。標高差450mを一気に駆け上がる。

ここクイーンズタウンは一昨日のクライストチャーチよりも更に南極に近く緯度も高い。夜8時になってもまだ陽光が残っていて、まだ午後のような感じだ。日本の12月、日照が一番短い頃には、この辺りは白夜に近い状態になっているかも知れない。800mの高みの展望台から眼下のワカテイプ湖を見下ろす。湖面はまだ残照で明るい。正面に見える山は、リマ―カブル山脈と言って、映画「ロード オブ ザ リング」の舞台にもなった山。険しい峰が続き、文字通り、Remarkableだ。

暫らく待たされ食事の時間になった。それを待っていたかのように、大きな窓ガラスの外には帳が降りる。太陽が沈み急に暗くなった。窓ガラスの外は漆黒の闇だ。当然、先刻まで見えていた正面の山脈は全く見えない。が、目を下に向けると、湖岸に沿ったクイーンズタウンの街の明かりが煌めいている。又、湖面にも反射しているが、その光は弱弱しい。と言うか、優しい光だ。この町には派手派手しいネオンも無ければ、ちかちかする広告塔もない。全体が自然に馴染んでいるようだ。

食事はバイキングで、選り取りみどり。海鮮もあれば牛肉ポーク、ジビエもある。しかし、当グループは高齢者が多く、皆さん少食。自分だけ山盛りで食べるのも気が引け、2roundで終りにした。800mからの直下の夜景が素晴らしい。音は全く聞こえず、光だけが湖面をゆっくり移動する。ゴンドラと食事で85ドル、約8000円。目の前に広がる夕景、眼下の夜景、ビュッフェのデイナー。8000円以上の価値はあった。



展望レストランで寛ぐ同行者。
イメージ 6



窓の外はいつの間にか真っ暗になり、眼下の直ぐ下にクイーンズタウンの街の明かりが煌めいていた。
イメージ 7



食事が終わる頃には、外はもう既に外は漆黒の闇だ。
イメージ 8



もう沢山食べた。美味しいジェラードでお仕舞にしよう。
イメージ 9



展望台を降りる頃には、もうすっかり夜になっていた。
イメージ 10