ちゃおチャオブログ

日々の連続

4.10.(金・小雨)国会・来年度予算。東証2万円到達。

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今日も朝から国会中継が行われているが、今年の予算が昨日成立して、中身はだらけたものになっている。と言うか、1強他弱の今の国会勢力図では、殆ど1党の言いなりの国会運営になる。NHK会長は4月に入っても居座っているし、博文サンもおとがめなしだ。
政党助成金も決まった。自民に170億円を初め、民主がその半分の76億、維新も凄い、26億も貰っている。共産党以外に返上する党は出て来ないのか。明日が神奈川知事選だが、黒岩なんかではなく、共産党の候補に入れたほうが、余程か政界浄化に繋がるだろう。

大事な本年度予算が陛下のパラオ訪問のニュースに隠れ、テレビも新聞も余り報道されていない。4月に入ってからの成立だから、昨日までの9日間は臨時の暫定予算でやってきた。どの道、米国のように執行停止にはならないから、役人も誰も彼も、大船に乗ったつもりだ。日本丸が傾いていると言っても、上の莫大な税金投与、総額320億円の助成金を貰っている議員諸士には痛くもかゆくもない話だろう。
予算総額96.3兆円!
中国AIIBへの参加が取りざたされているが、当初の出資金1000億円、将来の出資金3500億円など、この予算額からすれば、大した額ではない。日本は大国であり、大国の金を各国は狙っている。原発復興予算にも気を付けろ。国民一人当たりから、所得税とは別枠で、毎年1割が天引きされているのだから。まるで、つかみ取りみたいな、徴収だ。原発は東電が起こした事故。第一義的に東電が負わなければならないのに、会社は倒産もせず、社員の給与も又今年からは増額だ。復興税を強制徴収され、株で大損している当方の身にもなれ。会社は倒産し、バラバラに分割され、退職金ももらえず、再スタートすべきだ。それがこれ程の大事故を起こした会社、社員の責任だ。今次戦争と同じで、責任の取り方があいまいであっては困る。


東証15年ぶりに2万円に一時タッチする。安倍政権発足、黒田総裁就任以来、順調に株価が上がり、僅か2年で倍増となった。金融、金余り状況で、日本以外の米国、欧州、中国等、軒並み最高値を付けていて、日本の政策だけが良かった訳でもなく、偶々二人が、こうした世界の上げ潮の潮流の中で、ポジションを得たに過ぎない。黒田の金融ジャブジャブも米国FRB、ECBと軌を一にした動きの一つであり、彼の独創でも発明でもない。現に原油価格下落を覗いたとしても、当初の目標としたインフレ2%には遠く及ばない現状で、本来なら政策は失敗だったのだが、昨日、今日の東証2万円大台乗せに湧いている空気に打ち消され、誰も非難する人はいない。まあ、二人とも、人生の巡り会わせがラッキーだったのだ。


午後から東センター、先日返した「旅愁、サウダーテ」を再度借り直す。奥さん亡き後のモラレスがどう生きたか、興味がある。


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