ちゃおチャオブログ

日々の連続

「ニュージーランド『感動』の1週間」(46)ホビット村(続編)とNZ映画産業。

更に映画村の巡遊が続く。
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ここも又映画の1シーンらしい。
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ああ、煙突から煙が出ている。サービス満点だ。
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さあ、小人の家の前で記念撮影。
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こうした光景は映画を見た人なら思い出すかも知れない。
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池の周りで、ツアー客がガイドの説明を聞いている。
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アジサイのような花だが、ちょっと違う。
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この赤い実も食べられるのだろうか・・
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ああ、この木の葉、監督が気に入らないとのことで、約2万枚の葉を全て付け替えたとの事。
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この松の枝も映画に出て来た。
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全くおとぎの国のような情景だ。
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この花、日本でも見たことはある。奥はマーガレットか・・。
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今日、ここへ来るまで、ホビットという名前すら知らなかったのだが、この日の夜、NZ航空での帰国便で偶々ホビットの映画ビデオがあったので、見ることにした。「ロード オブ ザリング」(The Lord of the Rings)という題名の映画で、この題名は以前どこかで聞いた覚えはある。一度位はテレビで見たかも知れないが、忘れてしまっていた。改めて見ると、コンピュータグラフィックを多用した、冒険ものエンターテイメントで、成程、映画の中には小柄なホビット族が何人も登場してきて、活躍していた。ホビットとは、このことを言っていたのか、と、今日の日中、映画村を歩いたことを思い出しながら、荒唐無稽の冒険映画を見たのだった。

この映画村に来る前、ガイドの飛鳥さんが説明していたが、何とか言う有名なハリウッド映画監督がホビット作品を制作しているが、この映画のシーンにマッチするような土地を探すのに、ヘリコプターで上空から探し回り、この場所に決めた、とのことであるが、この波打つ起伏、なだらかな草原、牧歌的な風光はシナリオにそっくりだった、とのことである。

これは又南島観光でガイドの山村さんが言っていたことであるが、例のクイーンズタウンのリマ―カブル山脈、あのゴツゴツした岩の岩峰は、映画撮影にはピッタリの奇岩、奇峰であり、数々のハリウッド映画の舞台にもなり、スターウォーズでの幾つかのロケ地になったり、或は又、トムクルーズ渡辺謙主演の「ラストサムライ」のラストの合戦シーンもこの国で撮影されたとのことである。今やNZでは映画産業、主に撮影現場は、莫大な収益を上げているとのことである。

ホビット村の程よい気候、暑からず寒からず、大分歩いたので汗ばむ程だが、日本と違って空気が乾燥しているのでべた付かない。園内にもNZ人ガイドが付いているが、飛鳥さんの説明が分かり易く、そのスポット毎に立ち止まって説明してくれるので、3キロ以上の周遊もそれ程疲れは感じない。この広大な野外セットを作るのに、監督或いはプロドウサーは多額の資金を投入し、例えば、木の葉の形が気に入らないとのことで、数万枚の葉を全部付け替えたりとか、如何にリアルに見せる為に大変な腐心をしたとのこと。

先刻のリンゴや草花までイミテーションとは思えないが、この映画村の村落に展示されている物の相当数は精巧なイミテーションとのことである。こうしてお金を掛けた分は、撮影が終わった今は世界中からフアンを集め、デズニー程ではないが、エンターテイメント施設として、お金を稼いでいる。大人しいと思われているNZ人も案外強かなんだ。

休み休み3キロ程の遊歩道を歩き、心地よい汗を掻き、出口の前の納屋風のレストランでビールを気持ち良く飲み、この映画村を後にした。あ、そうそう言いそびれたが、今までの昼食夕食の飲み物、ビール代ワイン代等は全て沼津のママパパに持ってもらった。遠慮なく飲ませてもらったが、この場を借りてお礼する。旅費以外にも相当な支出があった筈だ。申し訳ない。



先刻の奇妙な枝の木は、もうあんなに遠くなった。
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お祭り広場に出て来た。ここに住民が集まって、集会をしたそうだ。
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魔女の魔法使いじゃなくて・・。主人公の名前が思い出せない。
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トリック撮影で美代子さんの両腕に上手に人が乗らない・・。
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ああ、池と納屋が見えて来た。もう直ぐ終着だ。
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どうもお疲れ。ちょっと一休み。
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ようやく池だ。間もなく出口だ。
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ここからは手押し車に乗って行こう。
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さあ、出口近くの納屋の休憩所だ。
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どうもお疲れ様。
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この湖ともお別れだ。
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ああ、シャトルバスもやってきた。
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ホビットの小人達よ、又来る日まで!
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