ちゃおチャオブログ

日々の連続

ルソン山紀行(14)バギオ中央公園(バーナム公園)。

これからバギオ市内の中央部にある大きな公園に向かう。
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公園入口はジプニー乗り場にもなっていて、沢山の食堂や屋台が出ている。魚などもその場で塩焼きにしてくれる。
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市の真ん中にあって、日比谷公園のように広々した公園だ。
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この公園の名前は「バーンハム」(バーナム)。今から100年程前、フィリピンが米国植民地になった直後に、米国人著名設計者にこの街作りのプランニングが作られた。
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今日の日曜日、多くの市民が公園で寛いでいる。
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公園の真ん中には大きな湖がある。
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ああ、井之頭池程の大きさだ。恋人達のデートの場となっている。
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バギオの中心部、マグサイサイ通りのすぐ前には大きな公園がある。街の中心部にある大公園は、広さや位置付けとしては日比谷公園に似ているが、中央にある大きな池にボートが浮かぶさまは日比谷では見られないが、この恋人同士の語らいの場は、日比谷ではなく井之頭公園に似ている。ここはバーンハム(Burnham)公園で、米国が米西戦争でスペインに勝利し、ここフィリピンを領有するに至った直後、米国の著名な建築家バーナム(バーンハム)によりバギオの都市計画が設計され、その彼の名前を取って付けられたものだ。

池の大きさは丁度井之頭程であり、池の周辺を木々が取り囲む様子は、井之頭を彷彿させる。今日4月27日は日曜日。ボートの上は恋人同士以外にも家族連れや、学生同士の姿が目に付く。ここバギオは山岳地帯で気候の良いことと相まって、語学留学が盛んで、韓国人経営の語学学校が幾つかあり、今日通り過ぎたアンヘルス、或はセブ島同様に、韓国人の留学生が多く集まっている。ボートに乗っているアジア系の顔立ちの若者の大半は韓国人留学生かも知れない。色んな場面で日本は韓国に後れを取っているが、こうしたフィリピンに於ける英語研修は、全く韓国の後塵を配していると言っても良い。

広い公園の中には色々と南国系の花が満開で、目を楽しませてくれる。タイでも良く見かける花だが、名前を憶えていないのが残念だ。真っ赤な花。色は火炎樹に似ているが、花の形が違っている。むしろ緋色の藤に近い。ベンチに一休みし、池を眺める。以前シンガポールの植物園で大勢のインドネシア人、フィリピン人のグループを見たが、その時も日曜日だった。シンガポールへ出稼ぎで来ているフィリピン人が、週に一度の日曜日、仲間と誘い合って公園に集まり、野外パーテイをしていた。公園は外国であれ自国であれ、彼等にとっては身近な存在だ。息抜きの場でもあり、明日の糧ともなっている。ベンチで一休みし、自分も元気になった。さて、もう少し歩き、この高台の上にある市役所、City[ Hallまで行ってみよう。



若い学生の姿も多く目に付く。そうだ、ここバギオは学校の町なのだ。フィリピン大学分校もあるし、米国系、セントルイス大学もある。
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ああ、この赤い花。サルビアを大きくし、木にしたような感じの花だ。中国で多く見たが、名前を思い出せない。
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公園内には親水広場のような所もある。
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家族連れが細長の噴水を楽しんでいる。
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花壇などもあって、南国の花が綺麗に咲いている。
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日曜日の今日、公園で寛ぐ人々。学生なども多い。
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ああ、先ほどのサルビアを大きくしたような木だ。
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