ちゃおチャオブログ

日々の連続

ルソン山紀行(22)お祭りに急ぐバナウェイの村人。

バナウェイの棚田見晴らし台の入り口には、こんな像なども置かれている。
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この国道は一体どこまで続いているのだろう・・。更にまだ先がある。
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ああ、祭りに行く人か・・。
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ああ、先刻のおばあさんだ。
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男の人も着飾って..。
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バイクタクシーには、こうした標識番号が貼られている。会社名はパソ ノロエステ。スペイン系の経営者。
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棚田を途中から眺める。
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今日4月29日が、この村の人々にとって、どんなお祭りなのかは知らないが、村の中心から相当離れたこんな高台に住んでいるお年寄りまでもが、一張羅の民族衣装、いや、これは我々よそ者が、高見からみていて民族衣装などと言うのであって、本人達にとったら、日本の女性が着物を着るように、1年に一度の晴れ着に着飾っているに違いないが、これから町の広場で行われるお祭りにこの長い坂道を下って行く。

丁度良い時に居合わせた。今日1日、どこでどう過ごすかはまだ決めていなかったが、このお祭りがどんなものか見てみよう。その結果、今晩ここへ泊るか、更に奥地まで行くか決めれば良い。ここへ来るまで、バナウェイがルソン北部の山脈の中で、一番山奥の行き止まりの場所かと思っていたが、山は深い。まだ先に奥の集落があり、先刻高台の見晴らし台から眼下の棚田を眺めたが、その前の国道は、猶先の高見に続いていた。その時思ったのは、この道路の行き着くところ、最奥まで行ってやろうじゃないか、ということだった。

バナウェイの観光案内センターまで戻る。ここは少し高台にあり、がけ下に市街地が広がっている。想像していたよりも大きな集落だ。人口は1000人はいるだろう。昨日のイフガオの州都ラガウェイとどっこいどっこいだ。今日はお祭りで特別の日かも知れないが、下の通りの人の動きもせわしなく、ラガウェイよりも賑やかな感じだ。観光客はラガウェイは単に通過点で、当方のような酔狂人、山下将軍の足跡を訪ねようと言った奇特な人を除いては、下車する人もなく、真っ直ぐこの集落にやってくる。それでは下の広場へ降りて、お祭り見物をしよう。



戦艦大和のような感じの棚田だ。
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段々下界に近づいてきた。
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ああ、何これ?? イフガオの案山子だ!
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大分下って来た。
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案内センターの高台からバナウェイの家並を見る。
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ああ、祭りに向かう人達だ。
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ああ、部族の恰好をした青年もやってくる。
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