ちゃおチャオブログ

日々の連続

台湾・高雄の4日間(18)台南へ。

新左營からは地下鉄で一旦高雄駅まで戻り、在来線で台南へ行くことにした。
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台南駅へ行く途中の小さな駅。日本統治時代の駅舎だ。
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高雄からは約40分、台南駅に到着した。
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10年振りの台南駅だ。
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台南駅前広場。どこか記憶があるような無いような・・。
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うーん、この駅舎にはどことなく見覚えはある。
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結局雨の為、竜虎の搭の後行く予定でいた壽山登山は諦め、電車で台南へ行くことにした。新幹線で行くことも考えたが、乗っても僅か15分程度。品川ー新横浜駅間位の距離だろう。そこで、地下鉄で再び高尾駅まで戻り、在来線で行くことにした。電車は郊外型の電車で、嘗ての日本の地方都市でも見られたような、半分通勤を兼ねたような中距離電車だった。しかし電車を良く見ると、それは日本製ではなく韓国デウ社、大宇製造だった。・・ムム、デウめ、こんな所まで出張ってきているのか・・。

車窓から見る田園風景は日本の田舎と似ている。幾つかの地方駅に停車し、何人かが乗り降りする。小さな駅の一つに、戦前からそこに建っているようなスレート屋根で杉板作りの駅舎があった。今日まで大事に使われてきたのか・・。10年前の旅行で、台中の駅舎を見た。真っ白に塗装された駅舎は戦前の日本が作ったもので、この国の重要文化財に指定されていた。元々大陸とは違って、台湾には古くて長い歴史的な文化財はなかったので、こうした明治以降の日本時代の建物等を大切に保存しているのだろう。

乗車して40分、台南駅に到着した。駅舎、駅前広場には見覚えはある。が、10年前の事、殆ど記憶の中から消えてしまっている。丁度お昼の時間、どこか昼食でも、と駅前を探すが日本のように駅舎、広場には食堂らしいのは見当たらない。通りを歩いて食堂を探すが、直ぐの場所にデパートがある。新光三越だ。このデパートは覚えている。この場所にあった。三越系のデパートで、日本人として誇りに思ったものだ。しかし、日本のデパートのように上の階にレストラン街はない。結局又街を歩き、食堂を探すことにした。



駅構内は見覚えはないが、大体どこの駅もこんなものか・・。
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台南案内図。
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この町へ来たら、是非、鄭成功の城塞に行って見たい。
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駅の北側には、こんな高い高層ビルも出来ている。
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台南新光三越
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三越と台湾資本が合弁で作った高級デパート。台湾には台北その他、数か所の都市に店を出している。
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