ちゃおチャオブログ

日々の連続

台湾・高雄の4日間(34)台東駅で。

列車は今台湾南部の太平洋岸を走っている。
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海岸沿いには線路に沿って観光道路なども建設されている。今、バイパス工事中だ。
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台風が近づいているが、海岸の波は西側の台湾海峡程は激しくない。
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段々町へ近づいてきた。
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あ、台東空港に向かう飛行機も見える。
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海岸道路の先には海が広がる。
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ちょっとしたリゾート地の雰囲気だ。台北からもそれ程遠くはないのだろう。
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台湾を日本の本州に例えれば、台湾島の西側が本州の太平洋側。台湾の東側、即ち太平洋側は本州で言えば西側の裏日本。日本とは丁度180度裏返したような位置関係で都市部が発展してきた。従って、日本の主要都市が東京ー名古屋―大阪と太平洋側に集中しているように、台湾も台北ー台中ー台南ー高雄、と西側に集中している。

この島の太平洋岸は、開発が進んでなく、大きな都市としては台東と花蓮がある位だ。西側ベルトラインと比べると人口過疎の地方となっている。列車、急行自強号は台湾脊梁山脈の南の端、山が多少低くなっている部分にトンネルを幾つか穿ち、台湾海峡(澎湖海峡)側と太平洋側とが1本の線路で結ばれたが、そのトンネルを越え、今は太平洋の海岸線に沿って北上している。

人口が少ない分だけ長閑な海岸線だ。西側の大都市からやってくるお金持ちのリゾート地のようにも見える。勿論、東南アジアのリゾート地にあるような豪華なホテルとか施設は見えないが、こちら側の浜辺は、先刻の台湾海峡程の大波もなく、名前通りのPacific,Peacefulな海岸線が続いている。

海岸沿いに北上して1時間もしない内に、台東郊外にやって来た。今までの長閑な田園、リゾート風の光景から今度は人口密集地の郊外らしく、建物も増えて来て、遠くの市街地も見えてくる。この町は海に面した殆ど平板な町だ。だだっ広く扁平な市街地が前方に広がっている。所々中高層のビルが見えるが、それはこの地方の大都市の威厳を示しているようだった。

高雄を10時40分に出発した列車は約2時間で台東駅に到着する。数分この駅に停車する。ここは台湾国鉄の主要駅で、台北からやってきた特急が数台停車している。台湾鉄道東部幹線だ。この駅が始点となっている。形の良い車両だ。日立か川崎か、日本製造の車両に違いない。



遠方に街並みが見えて来た。そろそろ台東か??
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ああ、もう台東市の郊外に違いない。町が賑やかになってきた。
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マンションのような大きな建物も見える。
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ああ、台東の街だ。
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台東駅に到着する。東海岸最大の都市で、人口も多い。発展しているようだ。
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あ、ホームには特急が止まっている! 台北からの特急だ。
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モダンな車両だ。日本車製に違いない。
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